2012/03/27

相模大野駅西側再開発の名前は「ボーノ相模大野」 ついに上棟!

 相模大野駅西側地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物が上棟、同再開発組合と施工者の大成建設・安藤建設・藤木工務店JVは24日、上棟式とタウンネーミング発表セレモニーなどを開いた。まちの名称は、イタリア語の「ボーノ」(すばらしい)と大野をあわせ、新しいまちに親しみを込めた「ボーノ相模大野」に決定、お披露目された。再開発事業は2013年2月の施設竣工、同3月のグランドオープンを目指している。

 上棟式では、神職から同再開発組合の越智清志理事長、設計を担当するアール・アイ・エーの砂金宏和取締役東京支社長、施工JVを代表し、大成建設の清水宣治常務都市開発本部長へと順次、棟札が手渡された。越智理事長、砂金取締役、清水常務のほか、相模原市の梅沢道雄都市建設局長、野村不動産の宮島青史取締役常務執行役員法人カンパニー長、大久保康弘常務執行役員らが玉ぐしをささげた。
 上棟式の直会(なおらい)兼タウンネーミング決定レセプションパーティーで越智理事長は、「昨年の大災害を乗り越え、予定どおり上棟の日を迎えることができた。工事作業所、関係者の努力と熱意には深く感謝したい」と謝意を表し、「これからの1年間は最後の総仕上げ。地域に誇れる施設をつくるため、いままでと同様の理解と協力をお願いしたい」とあいさつした。
 梅沢局長は「3つの核づくり」の総仕上げとなる事業の竣工に期待を寄せ、宮島常務は「ともに栄えるという精神で運営まで手掛けていく。街の活性化、ボーノ相模大野という言葉に込められた願いが実現できるように努力していく」と語った。
 施工者を代表して清水常務は、「持てる技術と英知を結集し、必ず満足していただける品質の建物を工期内に無事引き渡していく。また安全も万全の体制で臨み、これまで以上に細心の注意を払いたい」とし、佐久間康文作業所長は「建物には猛暑や風雨の中で一生懸命作業してきた社員、作業員たちの熱い思いが随所に詰まっている」と上棟までの3年間を振り返り、「今後も誠心誠意作業を進め、素晴らしい建物、まちをつくりだしたい」と述べた。
 同事業では、地下1階地上11階建ての北棟、地下1階地上26階建ての南棟をあわせて総延べ約13万6000㎡規模の複合施設を整備する。参加組合員は、相模原市、野村不動産、野村ビルマネジメント、野村リビングサポート、ヘルス・サイエンス・センター。建設地は相模原市南区相模大野3丁目(施行区域約3・1ha)ほか。

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