2017/02/22

【浚渫工事勉強会】ポンプ浚渫船「第五越後」が大人気! 日和山4年生が川・海・船に大事な役割学ぶ 


 本間組(新潟市、本間達郎社長)は21日、日和山小学校の4年生(約60人)を対象とした社会資本整備に関する勉強会を新潟市内の同社別館などで開いた。北陸地方整備局新潟港湾・空港整備事務所から受注した新潟港(西港地区)航路泊地浚渫工事(その2)を題材に、開港5港の1つで150周年を迎える新潟港の歴史や、船舶の円滑な航行に寄与する浚渫工事の目的を伝えた。

 今回は児童数に合わせて午前と午後の2部制。開講式の後、同社の安藤愛、鈴木敦子両氏が新潟港、信濃川の成り立ち、港湾浚渫の意義を解説した。
 続いて、土木事業本部土木部工事課新潟工事事務所の丸山孝司担当課長がUAV(無人航空機)で撮影した動画を交え、工事概要を説明した。今回の現場で稼働している、日本有数のポンプ浚渫船「第五越後」には多くの児童が関心を寄せ、6000馬力のエンジン、1時間当たり約7600m3に達する最大揚水量、24時間体制の施工、排砂管の延長(3㎞)などに驚きを見せていた。
 最後に同社新潟工事事務所に移動。掃除機やクレーンゲーム機を連想させる模型を使って、ポンプ浚渫船とグラブ浚渫船の違いを体験した=写真。子どもたちは土砂運搬の早さを競い合いながらも、それぞれのメリット、デメリットをノートにまとめていた。
 荒天のため、水上バスによる現場見学会は中止となった。
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