2017/01/23

【利根沼田テクノアカデミー】UAV操縦訓練校6/1開校! 3月から生徒募集


 短期育成型技能訓練校「利根沼田テクノアカデミー」(群馬県沼田市、桑原敏彦校長)は、UAV(無人航空機)操縦訓練校を6月1日に開校する。廃校となった市立平川小学校のグラウンドや校舎を利用する。座学、実習各2日の計4日で構成するカリキュラムは日本UAS産業振興協議会(JUIDA)認定スクールに準拠する。3月から生徒の募集を開始し、年間80-120人の受講者数を目指す。写真は1月20日に開かれた訓練校準備会議の様子

 受講者は民間でUAVの地域活用を考えている人、建設業や建設関連業、自治体職員、防災関係者を対象とする。受講料は35万円弱を見込む。遠方から来る受講者には地元の宿泊施設を紹介する。UAVによる災害現場の空撮写真・動画を災害情報共有システム「ぐんケン見張るくん」に載せている群馬県建設業協会(青柳剛会長)とも連携する。
 20日にはアカデミー幹部や横山公一市長、青柳会長、高田守康日本マルチメディア・エクイップメント代表取締役ら関係者18人による同訓練校準備会議を沼田市役所で開催。桑原校長は「今後、ドローンは全国的に広がる。沼田でこのチャンスをいち早く取り入るため廃校の利活用を考えた。安心・安全を基本に人材育成をしていく。多くの方にドローンを活用していただき、ドローンによる事業展開の可能性を地域の方々と一緒に取り組めるよう進めていきたい」とあいさつした。
 同アカデミーは旧市立南郷小を利用し16年4月に開校。16年度は板金、瓦2コースを実施した。17年度は大工と水道設備2コースを新設する。左官コースの18年度開講に向けた準備も進む。
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