2017/01/05

【JIA近畿】最優秀に納谷学氏 リラックス・リフレッシュ空間を提案 尼崎ミニPA改修設計コンペ


 阪神高速道路会社は、日本建築家協会(JIA)近畿支部が事務局を務める阪神高速3号神戸線上り線尼崎ミニパーキングエリア(PA)改修設計コンペの結果を公表した。最優秀賞に納谷学氏、入賞に勝村一郎氏、五十嵐理人氏をそれぞれ選出した。

 納谷氏はイベント広場や緑化広場を配置し、リラックス・リフレッシュできる公園のようなパーキングエリアを提案=写真。所属事務所(納谷建築設計事務所)に設計監理業務を委託する。
 事業地の尼崎ミニPAの面積は7130㎡。設計対象となる施設はPA建物、外構施設(屋外設備、駐車場)。PA建物は延べ350㎡程度とし、トイレや無料休憩所、備蓄倉庫などを配置する。外構施設は広場(150㎡以上)、駐車場(普通車32台、大型車10台)、緑地、道路施設で構成する計画だ。
 設計期間は2月から7月ごろを見込む。事業地は兵庫県尼崎市南城内。
 審査は委員長のJIA前会長の芦原太郎氏を始め、江副敏史氏(日建設計)、木村博昭京都工芸繊維大大学院教授、川崎雅史京大大学院教授、氏原秀和氏(阪神高速道路会社)が務めた。

 そのほかの受賞者は次のとおり(敬称略)。
 〈入選〉清水裕子▽大江一夫。
 〈佳作〉北村弘一▽比護結子▽高砂正弘▽笠島俊一▽梅岡威左夫。
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