2017/01/05

【関東地整】さらに働きやすい制度的な支援を 東京外環・女性技術者の会が発足


 関東地方整備局東京外かく環状国道事務所は、東京外かく環状道路(関越~東名)の現場に携わる同局や施工業者の女性技術者13人からなる「東京外環プロジェクト・女性技術者の会」(仮称)を設立した。女性の感性を生かしたより良いインフラの整備・管理・広報・地域連携を推進することで、誰もが働きやすい魅力的な現場の実現を目指す。

 2016年12月5日には東京都三鷹市の中央ジャンクション(JCT)現場内で初会合を開催。快適トイレや安全通路、事業の広報資料の各現場点検を実施したほか、これら点検項目やワークライフバランス(WLB)について意見を交わした。
意見交換会の様子

 快適トイレについては「導入により狭い・汚いというストレスから解放された」「男性の誤使用がないよう案内表示の見直しなどが今後の課題」との意見が出た。WLBについては「仕事と育児の両立のため、事業所内保育所の開設など制度的な支援が必要。現制度の情報を詳しく知る仕組みが必要」との声が挙がった。
 同会は、16年9月に策定した“地域インフラ”サポートプラン関東2016の施策「担い手の確保・育成」「広報活動」の一環として設立した。
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