2017/01/10

【建築3会新年交礼】建築発展のために! 日本建築学会、日本建築家協会、東京建築士会


 日本建築学会、日本建築家協会、東京建築士会は6日、東京都港区の建築会館で2016年新年交礼会と叙勲者・褒章受章者・功労者祝賀会を開いた。

 中島正愛日本建築学会会長は「五輪を前に建築業界は活況を呈しているが、今こそ建築発展のための施策に取り組む時だ」とし、女性活躍やグローバル人材育成など「若者が希望を持って建築界でチャレンジする体制を整えたい」と述べた。続いて中村勉東京建築士会会長が受章者を労った上で「建築は人と人とのつながりをつくり、生きる力を与えることが出来る。建築家が社会でどんな役割を果たすべきかを考えていこう」と呼び掛けた。
 受章者を代表してあいさつした大内達史日本建築士事務所協会連合会会長は「建築の業界に入り50年間、安心安全なまちづくりと住みよい住宅づくりに取り組んできた」とこれまでの活動を振り返った上で、「建築士法が改正され、これからはそれを実行に移さなければならない。建築関連団体と協力し、これから何をすべきかを考えていきたい」と語った。
 鏡開きの後、乾杯の音頭を取った六鹿正治日本建築家協会会長は「日本建築家協会の前身は造家学会にさかのぼり、建築学会の兄弟ともいえる。これからも関連団体と協力し、連携を取りながら社会に貢献していきたい」と述べた。
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