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建設工事の動きDigital

建設専門紙が本気でつくった工事データベース

2016/04/30

【現場最前線】時間・立地の制約を1つずつ解決 東鉄工業の山手線大崎駅・ 分岐器交換工事が完了


 東鉄工業が、東京都品川区のJR山手線大崎駅構内で整備を進めていた分岐器有道床化(砕石)と次世代分岐器(ポイント)化が完了した。発注は東日本旅客鉄道(JR東日本)東京支店品川保線技術センター。山手線外回りに敷設された分岐器は、山手線内回りや湘南新宿ラインに挟まれた狭あいな場所にあるため、施工個所付近での新分岐器組み立て作業ができない制約があったが、運搬方法を工夫し無事完遂した。写真は50t軌陸クレーン2台で分岐器を交換する様子。

【斜面協】「郷土の防災のため学びたい」南三陸町の中学3年生が斜面崩壊を体験学習


 「郷土の防災のために地すべりのことを学びたい」。修学旅行中の宮城県南三陸町立歌津中学校の3年生5人が21日、東京・新橋の 斜面防災対策技術協会(奥山和彦会長)を訪れた。上野雄一同協会関東支部長らが 地すべり発生模型などを使って斜面崩壊のメカニズムなどを教えた。

2016/04/29

【どぼく+マンガ展】大型連休のお出かけに! 京都国際マンガミュージアムで5/10まで


 土木学会関西支部と京都国際マンガミュージアムは、京都市中京区の同ミュージアムで「どぼく+マンガ展」を5月10日まで開催している=写真。マンガやアニメに登場する巨大建造物の設計図や模型、専門家による解説パネルなどの展示を通じて土木の魅力をアピールする。協力は前田建設。

【ミドリ安全】口溶け一瞬、素早く塩分補給! 熱中症対策サプリ「塩熱サプリくちどけ」発売


 ミドリ安全は、ラムネ菓子のように口の中で一瞬で溶ける熱中症対策サプリメント「塩熱サプリくちどけ」を発売した=写真。

2016/04/28

【三菱地所】大手町グランキューブ竣工! 高級日本旅館「星のや東京」は7/20お目見え


 三菱地所が東京都千代田区で、大手町連鎖型都市再生プロジェクトの第3次事業として進めていた、大手町一丁目第3地区市街地再開発事業「大手町フィナンシャルシティ・グランキューブ」が完成、27日に竣工式が開かれた。事務所や商業店舗が入居するオフィス棟「グランキューブ」と星野リゾートが運営する日本旅館「星のや東京」が入る宿泊施設棟との2棟からなる。設計は三菱地所設計・NTTファシリティーズJV、施工は戸田建設が担当した。総延べ床面積は20万㎡を超え、戸田建設としては過去最大の建築工事となった。

【建築学会近畿】シンポ「モダニズム建築の保存改修について考える」開催 5/10@京都市


 日本建築学会近畿支部(門内輝行支部長)は、5月10日午後1時30分から京都市左京区のロームシアター京都で見学会とシンポジウム「モダニズム建築の保存改修について考える」を開催する。会費は主催または後援団体の会員が1500円。一般2000円、学生1000円。定員は700人。参加申し込みは同支部ウェブサイト

【熊本地震】九州地質調査業協会、応用地質学会が断層の初動調査 災害状況を整理


 九州地質調査業協会(藤本修司理事長)は23、24日の2日にわたり、日本応用地質学会九州支部と合同で、熊本地震で発生した被害状況と地表の地震断層を初動調査した=写真。29日から詳細調査を実施する。

2016/04/27

【稲城市】大河原ガンダムとシャアザクお披露目! 「いなぎ発信基地ペアテラス」開業!


 ガンダム、稲城に立つ--。東京都稲城市が、観光情報や特産品などを市内外に発信する拠点として整備してきた「いなぎ発信基地ペアテラス」が23日、JR南武線稲城長沼駅の高架下に開業した。施設前には、同市出身・在住のメカニックデザイナー、大河原邦男氏がデザインを手掛けたアニメ『機動戦士ガンダム』に登場する大型人型兵器(モビルスーツ)の大型モニュメント2体がお目見えし、除幕式などのセレモニーには1000人を超えるファンが詰めかけた。
 写真は後方右がガンダム、左がザク。前列右からアムロ役の古谷徹氏、大河原邦男氏、高橋勝浩市長、シャア役の池田秀一氏。

【竹中工務店】400年の歴史を代表建築で紹介 世田谷美術館で企画展、6/19まで


 東京都世田谷区の世田谷美術館は6月19日まで、竹中工務店のこれまでの歴史と代表的な建築物を紹介する企画展「竹中工務店400年の夢-時をきざむ建築の文化史-」を開いている。22日の内覧会には周辺住民や関係者ら約400人が出席、同社の歴史について理解を深めた。

【熊本地震】遠隔バックホウで不明者捜索を支援 四国地整派遣の富田組と白石建設工業



 たび重なる大地震で大規模な斜面崩落が発生した熊本県南阿蘇村。いまも活発な余震活動が続く中、今後の降雨などでさらなる被害の拡大も懸念される。こうした状況下にあって、阿蘇大橋付近での行方不明者捜索支援のため、国土交通省四国地方整備局が派遣した遠隔操縦式バックホウを駆使して土砂撤去に取り組むのは富田組(香川県さぬき市)と白石建設工業(愛媛県新居浜市)だ。同局との災害協定に基づき、日ごろから災害時に備えて訓練してきた遠隔操作の高いスキルを発揮、救援や応急復旧に奮闘している。

2016/04/26

【南極越冬隊】「26人を生きて帰す」設営主任の重責担う 関電工・加藤直樹さん


 関電工の加藤直樹さん(東関東営業本部千葉支社)が、第56次南極地域観測隊越冬隊の任務を終えて帰国した。第48次に続き2回目となる今回は、観測と設営の2つのグループのうち、設営のトップとなる主任を務めた。「火事が起きようが、停電になろうが、次の船『しらせ』が来るまで生きて帰さないといけない。人の命を預かる総括的な立場のため、行く前はプレッシャーで、1週間くらい寝られないこともあった」と明かす。

【佐藤工業】自社の歴史に触れ、技量・知識を学ぶ 発祥の地・富山で新入社員教育


 佐藤工業は、建築技術系の新入社員を対象に、新たな導入教育を開始した。同社発祥の地である富山で、現場管理に求められる技量・知識を学ぶほか、自社が手掛けた著名な建造物などを見学して歴史にも触れる。これまでは、10日間程度の全体研修を終えた後、現場に配属されてOJT(職場内訓練)を行っていた。写真は佐藤記念公園の清掃の様子。

【世紀東急工業】協力会社の技能者も研修! 栃木市に研修施設を開所


 世紀東急工業は21日、担い手確保・育成策の一環として、栃木県栃木市にある同社技術研究所・機材センター敷地内に整備していた研修施設「TTC(Tochigi Training Center)」の開所式を開いた。TTCは、同社職員だけではなく、約750社の協力会社の技能労働者も利用対象としている。教育研修や実地訓練など多彩なプログラムを既に計画しており、協力会社を含めた人材育成の拠点として活用する。開所式後には、同社新入社員のOJT(職場内訓練)研修が開かれた。

2016/04/25

【インタビュー】“2重の要求”満たす医療・福祉建築を 建築家 針生承一氏に聞く





 東北を拠点に活躍している建築家の針生承一氏(針生承一建築研究所主宰)が古川医療設備振興財団(大阪府吹田市、古川國久理事長)の第3回医療福祉等施設設備功労者顕彰に選ばれた。1981年の独立以来、時間・空間・人の織り成す境界がなだらかに連続・結合するような“際(きわ)”の空間デザインへの美学が、医療・福祉分野からも高い評価を受ける針生氏に話を聞いた。

【本】避難所として機能するには 『鉄骨置屋根構造の耐震診断・改修の考え方』


 東日本大震災は、津波による被害があまりにも大き過ぎたため、そのほかの被害は目立たなくなってしまった。しかし、次の災害に備え、同じ轍(てつ)を踏まないようにするには、被害の実態と原因の究明は不可欠だ。

【広島市サッカー場】作業部会はみなと公園候補を優位に位置づけ 事業主体にPFI導入提案


 広島県、広島市、広島商工会議所のサッカースタジアム実務者検証作業部会は、事業の実現可能性調査結果をまとめ公表した。事業の採算性を向上させるためには民間財源を最大限活用する必要があると指摘し、事業手法としてPFIの導入を提案し、県・市共同発注によるBTO方式の採用を示している。画像は広島みなと公園案。

2016/04/24

【岩崎電気】まるでダイビング中! LED化進む水槽照明、海中の自然な光を演出


 東日本大震災以降、省エネ意識の高まりから照明器具のLED(発光ダイオード)化が急速に進み、日本は世界にもまれな「LED大国」となった。メタルハライド(HID)ランプが中心だった水族館の照明も、急速にLED照明に置き換えられつつある。照明は迫力ある水槽を演出するための大切な要素だが、水族館の照明に特化したメーカーがあるわけではない。照明メーカーが経験と配光技術を駆使して発注者や設計者の理想のイメージを具現化している。写真はマリンピア日本海の「サンゴ礁水槽」。

【建コンフォト大賞】最優秀は大谷繁一氏の『そろい踏み』 福井県鳴鹿大堰・魚道を撮影


 建設コンサルタンツ協会(長谷川伸一会長)は、第7回「建コンフォト大賞」の最優秀賞に、福井県永平寺町の鳴鹿大堰の魚道を撮影した大谷繁一氏の『そろい踏み』を選んだ=写真。審査委員長の伊藤清忠東京学芸大名誉教授は、「8羽のアオサギの群れと、その背後の暗い壁面をバックに舞い降りるアオサギの白い翼との形態を効果的に生かしている」と講評した。

【PIERS研究】イギリスの海岸リゾート桟橋に学ぶ『英国Piers調査報告書2015』を刊行


 PIERS研究会(古土井光昭会長)は、『英国Piers調査報告書2015』を刊行した。英国の歴史遺産である海岸リゾート桟橋建設の歴史的な背景、調査した桟橋の歴史と現状、英国の桟橋と海岸整備の特徴などとともに、日本への応用にも考察を加えた。

2016/04/23

【ぎふメディアコスモス】伊東豊雄×日比野克彦が語る「内外の連続」「自由な居場所」


 LIXIL主催の伊東豊雄展「空気をデザインする-みんなの森 ぎふメディアコスモス」の一環で、伊東氏とアーティストの日比野克彦氏が対談した。昨年7月に岐阜市にオープンした、図書館をメーンとした複合施設の使われ方を通じてこれからの建築のあり方を議論。この中で、環境への配慮に加え、特定の使い方だけでなく、地域住民の自由な活動を支援する公共建築の必要性を強調した。

【現場最前線】学校ならではの短工期にさまざまな創意工夫 上智大学ソフィアタワー建設工事


 上智学院が東京都千代田区にある上智大学四谷キャンパスの新たなランドマークとして整備する、「上智大学四谷キャンパス6号館(ソフィアタワー)建設工事」が大成建設の施工で進んでいる。異なる軸線をもつ複雑な構造や、入学試験期間中の工事制限といった特有の条件下で、さまざまな難局を高い技術力と創意工夫、“現場の一体感”で打開しながら、施工の効率化を図っている。画像は完成予想(左がソフィアタワー)。

【学生卒業設計コン】最優秀は武山加奈さん(東北芸工大卒)の『継承と再構築-小学校から考える集落の在り方』


 日本建築家協会(JIA)東北支部(辺見美津男支部長)のJIA東北学生卒業設計コンクール2016の最優秀に武山加奈さん(東北芸工大デザイン工学部建築・環境デザイン学科卒、本間利雄設計事務所)の『継承と再構築-小学校から考える集落の在り方』が選ばれた=写真。優秀賞は我妻佑麿さん(日大工学部建築学科卒、同大学院理工学研究科)の『絡まる建築-足元を固める』だった。両作品は6月25日に東京都新宿区の新宿アイランドで開かれるJIA全国学生卒業設計コンクールに出品する。

【大林組】若手育成へ「ジュニアクラス」新設! スーパー職長制度を改正


 大林組と同社協力会社組織の林友会連合会は、優秀な職長に手当を支給する大林組認定基幹職長(スーパー職長)制度を改正するとともに、新たに大林組認定優良クレーンオペレーター(スーパーオペレーター)制度を創設した。スーパー職長制度では、新たに「ジュニア」クラスを設け、スーパー職長を目指す40歳未満の若手職長に対象を拡大し、現行の「レギュラー」「マイスター」に対する支給額も増額する。

2016/04/22

【記者座談会】熊本地震・空調・水関係も被害多数 復旧作業に全国規模のネットワーク必要

A 熊本地震への対応は連日、紙面で紹介しているが、現地の様子はどうだろうか。
B 今回の地震で驚かされたのは震度7の大きな地震が続けて発生したことだろう。ただでさえ地震に対する免疫の少ない九州地区で、これだけの規模の地震が立て続けに発生するのは、まさに未曽有(みぞう)の経験だ。
(写真は16日未明に発生したマグニチュード7.3の本震の影響で、国の重要文化財「桜門」と拝殿が全壊した阿蘇神社)

【大阪事協】建築界を「女子」が動かす! 「Wovemen+」グループが本格始動


 大阪からウーブメントを――。大阪府建築士事務所協会(大阪事協・佐野吉彦会長)から派生した「女子会」活動が本格化してきた。建築界で働く女性たちのための新たな交流・発信の場になることを目指している。
 写真は前列左から中嶋さん、江刺さん、田中さん。後列左から山田さん、武内さん、荒井さん、高田さん。

【建設プロジェクト運営協】1周年記念シンポ開催 東京・日経ホールで5/10、参加無料


 建設プロジェクト運営方式協議会は5月10日、東京都千代田区の日経ホールで、建設プロジェクト運営方式の多様化をテーマに設立1周年記念シンポジウムを開く。写真は椎名武雄会長。

【熊本地震】全国からテックフォース集結! 総勢380人が活動に当たる


 全国のTEC-FORCE(テックフォース=緊急災害対策派遣隊)が集結--。
 熊本地震の発生から1週間が経過した21日、国土交通省九州地方整備局に沖縄総合事務局から7人のテックフォースが到着。過去の大災害を通じて初めて、全国のテックフォースが一堂に会した。これまでに派遣された各地方整備局などのテックフォースを含め、総勢380人が早期復旧に向け活動に当たる。

2016/04/21

【インタビュー】地勢に寄り添い住む「斜面の作法」追求 大阪建築コン渡辺節賞の畑友洋さん


 「集まって住むには理性が必要。今後、斜面地に建築が建つ際のモデルになればという思いでつくった」。大阪府建築士会が主催する第60回大阪建築コンクールにおいて、「元斜面の家」で渡辺節賞を受賞した。「住宅1件だが、日本の大部分を占める斜面地に住むということ、集まって住むということの作法を考えたプロジェクトだった。小さな作品でもこういった評価をいただき大変うれしい」と喜びの言葉を述べる。

【在阪建築4団体】共通ロゴマークで協働! JIA全国大会関連イベントに向け発信


 在阪建築4団体(大阪府建築士会、大阪府建築士事務所協会、日本建築家協会=JIA=近畿支部、日本建築協会)は共通ロゴマークを作成し、21日から使用を開始する。JIA全国大会に合わせて10-11月に各団体が開く関連イベントをまとめて「Architecture City2016」とし、ロゴマークを積極的に使用することで、発信力を強化する。

【隈研吾】公共建築木材利用推進シンポで基調講演 5/18@岐阜市 申し込み5/9まで


 岐阜市は5月18日にぎふ清流文化プラザ長良川ホールで公共建築物の木材利用推進のためのシンポジウム「隈研吾氏『木の時代』を語る」を開催する。

2016/04/20

【長崎県建設技術研究C】「私たちが造った」誇り! 長崎県立運動公園野球広場に電子銘板を設置


 長崎県建設技術研究センターは、建設工事に携わった人たちの名前などを掲載する電子銘板を作成した。試行版となり、通常の銘板を含む3タイプを改修工事を進めていた県立運動公園野球広場(長崎県諫早市)に設置した。

【未来型トイレ】水不要!コスト安!メンテ楽! 災害対応にも注目集まる小便器「URIMAT」


 奈良建設(横浜市港北区)100%子会社のセットアップ横浜(横浜市港北区)が正規代理店として販売や施工を手掛ける環境に優しい未来型トイレ「URIMAT(ウリマット)」の設置実績が着実に広がってきた。電気や化学薬品、水も必要としないことが評価され、富士山の山小屋にも使われている。同社ではランニングコストの節減やCO2の排出削減などとともに、災害時の有用性に着目し、積極的な提案活動を展開している。

【東北地整】職員が開発した〝油圧ショベル用アタッチメント〟が創意工夫功労者賞を受賞!


 東北地方整備局の職員2人が開発した「大型土のう遠隔操縦設置装置の考案」が2016年度文部科学省大臣表彰の創意工夫功労者賞を受賞し、18日に同局で伝達式が行われた。

2016/04/19

【働きかた】初の女性部長職、魅力あるロールモデル目指す 清水建設プロジェクト設計室長・鳥山亜紀さん


 医療施設の設計チームを束ねる重要ポストで、同社では2人目の女性部長職となる。しかし、実は入社時点では一般職だった。「当時はまだそういう時代だった」と振り返る。3年後、試験を受けて総合職に転換し、今に至るまでキャリアを積み重ねてきた。

【群馬県】建設女子をバックアップ! 就職情報誌「求む!建設女子-ぐんまでかがやく建設女子-」配布





 群馬県は、女性の建設産業への就職を後押しするため、県内の建設産業で働く女性技術者から学生や生徒に向けたメッセージのほか、建設業の魅力をまとめた就職広報誌「求む!建設女子-ぐんまでかがやく建設女子-」(リーフレット)を作成した=写真。

【日立建機】マシンコントロールバックホウ「ZX200X-5B」を投入! 生産性・品質・安全性向上


 日立建機は、情報化施工ソリューションの中核となるICT(情報通信技術)油圧ショベル「ZX200X-5B」を開発した=写真。6月からレンタルを開始し、11月から販売する。3次元情報に基づいてフロント作業を半自動制御でき、生産性と品質の向上が期待できる。一方、測位衛星を捕捉できない現場や小規模工事向けに、2次元仕様も用意した。

2016/04/18

【2016年建築学会賞】大賞は伊東豊雄氏ら3人に 学会賞は4部門18件を決定

作品賞の1つ。流山市立おおたかの森小・中学校、
おおたかの森センター、こども図書館(撮影:吉田誠)
日本建築学会は2016年の学会大賞3人、学会賞(4部門)18件を決めた。そのほか教育賞、著作賞、作品選奨、奨励賞、文化賞、作品選集新人賞も発表した。学会大賞は、東日本大震災で被災者の集いの場となった「みんなの家」を提案し「設計を通して社会批評するという建築家の設計思想への反省」という思想を提言した伊東豊雄氏、1960年代から文化財建造物の保存修復・復元を指導してきた金多潔氏、空調設備設計に模型実験やコンピューターシミュレーションを活用する方法を開拓した中原信生氏に贈られる。

【槇文彦】「槇文彦展 未来へのメッセージ」 大阪士会が4月21日から


 大阪府建築士会は、21日から5月29日まで、大阪市北区のNU茶屋町で展覧会「建築家 槇文彦展 未来へのメッセージ」を開く。槇総合計画事務所の開設50年を契機に、槇氏の半世紀にわたる設計活動を紹介する。
 5月13日には大阪市中央公会堂(大阪市北区)で槇氏の講演会「ヒューマンな環境の構築を目指して」を開催する。開始は午後6時30分で、参加料は無料。展覧会場や建築士会ウェブサイト(http://www.aba-osakafu.or.jp/)で申し込みを受け付ける。

【熊本地震】九州整備局、県が点検・調査など初動対応 地元業界も復旧に備え



 九州地方で観測史上最大となる震度7を記録した2016年熊本地震。14日の発生直後から九州地方整備局、熊本県が災害対策本部を立ち上げて活動を開始した。これに呼応して、地元建設業界も災害個所の情報収集、応急対策などに取り組み、今後本格化する復旧作業に備えている。
 九州地方整備局は、地震発生直後に災害対策本部を立ち上げ、非常態勢を発令。震度7を観測した熊本県益城町の災害情報の収集、災害応急対策の支援などを行うため、益城町に4人、県が設置したグランメッセ対策本部に3人のリエゾンを派遣した。このほかにも熊本、大分両県庁など計17人を派遣し、14日深夜から15日未明にかけて活動を開始した。

2016/04/17

【インタビュー】変わる「夜の時間」に可能性 照明デザインの道のりと未来を石井幹子氏に聞く


 日本の照明デザイナーの草分けとして数々の建築の照明に携わってきた石井幹子氏。直近でもドイツ・フランクフルトで開催された「Light+Building(L+B)2016」で日本企業3社をプロデュースするなど世界を舞台に活動する。一方で、善光寺(長野市)のライトアップといった地域振興や創エネあかりパークなど、専門家の立場から環境問題にも取り組む。第一人者として歩んできた道のりと照明の未来について聞いた。

【三条市】嵐渓荘緑風館、遠人村舎など詳しく紹介! 『歴史的建造物報告書』を刊行


 新潟県三条市は、『同市歴史的建造物調査報告書』を刊行した。2010年度から実施している歴史的建造物調査の結果をまとめたもので、市指定有形文化財の升箕社や国登録有形文化財の嵐渓荘緑風館、遠人村舎、旧新光屋米店などを詳細な図面と解説文で紹介している。長岡造形大の平山育男教授と西澤哉子研究員が執筆した。

【本】イラスト・写真多用でわかりやすい! 大建協が『知っておきたい解体工事』発刊


 大阪建設業協会は、解体工事の基礎知識を解説した『知っておきたい解体工事』を発刊した。建築物の老朽化や土地の有効利用など、解体需要の増加に対応。総合建設業の立場で、解体工事のポイントや知っておきたい基礎知識などを分かりやすく解説している。

2016/04/16

【広島県住まいづくりコン】県知事賞は田中健二氏設計の『筒の家』 3部門で13件を表彰


 広島県が住環境向上と住宅産業の活性化を図るため、ひろしま住まいづくり支援ネットワークと共催している「ひろしま住まいづくりコンクール2015」の受賞作品が決定した。県知事賞には『筒の家』が選ばれた。

【YAESU HONEY】鹿島と八重洲ブックセンターの蜂蜜、採れたよ! ミツバチと本と都市をつなぐ


 鹿島と八重洲ブックセンターは14日、東京都中央区の八重洲ブックセンター本店で、4年目を迎えたミツバチプロジェクト(都市型養蜂)「B-BEEプロジェクト」の今季初となる採蜜を行った。参加者は、巣箱の見学や遠心分離器を使った採蜜を体験し、採れたての蜜を試食した。

【本】登録技術を網羅! 2016年版『建設工法 NETIS』を発行


 建設物価サービス(本社・東京都中央区、小松強社長)は、2016年版『建設工法 NETIS』を4月1日発行した。国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録されている技術を分類ごとにとりまとめ、年版形式で毎年4月に発行している。

2016/04/15

【日本道路】これが凍結抑制舗装! 青森市の中学3年生が東京本社で体験学習


 日本道路の本社(東京都港区)で14日、中学生の職場訪問学習があり、修学旅行中の青森市立戸山中学校3年生の9人が舗装の仕組みや道路の造り方などを学んだ=写真。青森県を始めとする寒冷地域で効果を発揮する凍結抑制舗装や発電機能を持った舗装用発電床なども体験した。

【安藤ハザマ】伝統の印半纏を新調! 腰柄に安藤の「藤」とハザマの「川」あしらう


 安藤ハザマは、印半纏を新調した=写真。色は濃紺で、大紋にコーポレートシンボルを染め抜いて、堅実さと躍動感、新たな価値創造などの思いを込めた。

2016/04/14

【現場最前線】列車運行しながら地下道構築のHEP&JES工法 東鉄工業のJR常磐線立体交差


 東鉄工業が施工する、JR常磐線内原~赤塚間の水戸市赤塚地区と同線常陸多賀~日立間の茨城県日立市多賀地区での線路下横断工事が最盛期を迎えている。いずれも東日本旅客鉄道(JR東日本)水戸支社が発注し、内原~赤塚間の赤塚西跨道橋=写真=は東鉄工業・鴻池組JVが、常陸多賀~日立間の野際跨道橋は東鉄工業・三井住友建設JVがそれぞれ担当している。

【水戸市新市民会館】設計競技審査をYouTubeで公開! 最優秀は伊東豊雄案


 水戸市は、新市民会館等施設建築物設計候補者選定に伴う公募型プロポーザルでの公開プレゼンテーション・ヒアリングの模様をYou Tubeで公開している。2次評価に進んだ代表企業5者のプレゼンとそれに対する評価委員会(委員長・貝島桃代筑波大准教授)の質疑が閲覧でき、特徴ある提案内容やコンセプトが評価委員との真摯な応答を通じてリアルに感じ取ることができる。

【日本型枠】新人さん必携! 『型枠大工 工事実習マニュアル』発刊


 日本型枠工事業協会(三野輪賢二会長)は、型枠大工の新規入職者向けに『型枠大工 工事実習マニュアル』を発刊した。建築工事の主要業種である型枠工事の道具や現場用語、作業内容、安全の取り組みなどを、カラー写真や図版をふんだんに使って解説している。