2016/11/19

【近畿地整】災害対策も観て、触れて、体験! 技術事務所が「ふれあい土木展」


 近畿地方整備局近畿技術事務所は11、12の両日、大阪府枚方市の同事務所で「ふれあい土木展2016」を開いた=写真。産学官が連携し、さまざまな土木技術が暮らしを支えるためにどのように役立っているのかをパネルや重機、設備で展示・実演しアピールした。建山和由立命館大理工学部教授が「建設技術の新たなステージ i-Construction」と題し講演した。

 ことしは会場内をAからGまでの7エリアに分け、同局の出先事務所や民間企業、団体らが「観て、触れて、体験できる」のテーマに沿って計48ブースを用意した。
 12日には、地域の小学校から4、5年生計400人が見学に訪れた。熊本地震に派遣された災害対策車や分解して現地での組み立てが可能なバックホウに試乗したり、土石流模型実験装置の実演などを体験した。
 会期中には関西の大学8校、高等専門学校2校の研究室による関西土木リーグを実施。パネル展示とポスターセッションの内容について、見学者の投票により阪大大学院と大阪市大大学院が優秀賞に選ばれた。
 このほか、淀川右岸の鵜殿ヨシ原に生息するヨシを使った「ヨシ笛」つくり体験なども行われた。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿