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建設工事の動きDigital

建設専門紙が本気でつくった工事データベース

2016/09/30

【記者座談会】日本の建築を未来へ 世界遺産登録目指す代々木競技場・建築文化週間・各全国大会

A 「代々木屋内競技場を世界遺産にする会」が発足した。建築家の槇文彦氏の肝いりだと聞いたけど。

【現場最前線】「角落とし」で打開! 4ヵ月の工期短縮に挑む富山新港火力発電所LNG1号機新設工事


 北陸電力が1100億円を投じて富山新港火力発電所(富山県射水市)に新設するLNGプラント1号機。主に取水・放水路などのインフラ機能を担う発電工区では、佐藤工業・熊谷組JVが大幅な工期短縮に挑んでいる。稼働中の発電所内作業という制約が多い中、現場は効率的な工程プランを練ってきた。星和博所長は「発電所の定期点検期間を利用するなど、4カ月もの工期短縮にめどを付けた」と明かす。写真は構築中の新LNGプラントに冷却水を循環させる水路

【NIPPO】カバー式反射材で安全チョッキも兼ねる! サポートウエア「rakunie」導入


 NIPPOは、労働環境改善への取り組みを推進する。舗装現場や合材工場で働く作業員の負担軽減を目的に、消防車両事業などを手掛けるモリタホールディングスが開発した腰部サポートウエア「rakunie(ラクニエ)」の導入を始めた。ラクニエ専用のカバー式反射材も実用化したため安全チョッキの併用が不要となったほか、夜間の視認性向上も実現した。今後、NIPPPOは各現場や合材工場などへのさらなる導入を進めていく。

【高松伸】仁摩サンドミュージアム25周年に建築展開催 10/1-12/25@島根県大田市


 建築家・高松伸氏の建築展が、10月1日から12月25日まで、自身が設計を手掛けた仁摩サンドミュージアム(島根県大田市)で開かれる。同ミュージアムの開館25周年を記念するもので、島根県でのプロジェクトを中心に、最新プロジェクトなどをドローイングやスケッチ、模型、写真で紹介する。

【関東地整】八ッ場ダム工事をもっと見て! 民間主催ツアーを受け入れ開始


 関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所は、群馬県長野原町で進めている八ッ場ダム本体建設工事の現場を多くの人に見てもらうため、民間主催ツアーの受け入れを開始する。同ツアー受け入れは関東整備局管内で初となる。10月17日以降の見学が可能で、ツアー会社からの申し込みは見学日の3カ月前から受け付ける。写真は今年5月に開催された「春爛漫やんばウオーク」

2016/09/29

【オーサカ建築1】西日本初の超高層「旧大阪大林ビル」 JIA近畿支部支部長 井上久実氏


 江戸時代の町屋から最先端の超高層ビルまで、多様な建築がひしめき合うまち、大阪。JIA建築家大会2016の開催を目前に控え、関西を代表する建築関係団体であり、友好団体でもあるJIA近畿支部、大阪府建築士会、大阪府建築士事務所協会、日本建築協会のトップに「全国に誇るオーサカ建築」をご推薦いただいた。4回にわたって掲載する。

【神奈川県建築安全協】熊本地震被災地での活動と状況を伝える展示会 10/3-28@横浜市


 神奈川県建築安全協会(吉田貞夫理事長)は、10月3日から横浜市中区の同協会サービスセンター2階ギャラリーで「平成28年度熊本地震-職員らがみた被災地」を開く。被害状況や応急危険度判定活動などの写真、映像を伝えることで、地震を教訓とした地域防災力の向上、地域住民の防災意識高揚に役立てる。写真は被災した阿蘇神社

【三井不動産】日本橋「福徳の森」の地上部完成! 日本の風景再現する1000㎡超の広場


 三井不動産が、東京・日本橋で整備を進めてきた「福徳の森」の地上部が完成し、28日に森開きした。2014年に再興した「福徳神社」と連続した1000㎡超の広場空間で、新たな地域コミュニティーの創造拠点やイベントスペースとして機能させる計画。「残しながら、蘇らせながら、創っていく」をテーマに官民・地域が連携して取り組む「日本橋再生計画」のシンボル的な事業となる。写真左から菰田正信社長、女優の蒼井優さん、岩沙弘道会長

【日本河川協会】10/26「河川文化を語る会」 荒川の歴史学ぶ講演@さいたま市


 日本河川協会は10月26日、さいたま市のときわ会館で「第190回河川文化を語る会」を開く。埼玉大大学院理工学研究科の田中規夫教授が「荒川西遷後の荒川中流部の洪水氾濫と避難特性の変化-川島町を例として」をテーマに講演する。時間は午後2時から4時まで。定員は100人。写真はさいたま市を流れる荒川

2016/09/28

【現場最前線】地上発進のシールド機、192m付近を施工中! 357号東京港トンネル工事


 関東地方整備局川崎国道事務所は27日、東京都品川区で進めている「357号東京港トンネル(その2)工事」の現場を報道向けに公開した。国道357号の同トンネル東行きを整備するもので、地上発進を採用した外径12.2mの泥土圧式シールドマシンが近く東京港直下を掘り始める。2016年末前後に1315mを掘り終える見通しだ。施工は大林組・鹿島JVで、マシンは川崎重工業が製作した。写真はシールドマシン前方のエレクターやシールドジャッキ

【熊本地震】無人化施工で14台のマシンが活躍! 阿蘇大橋地区の復旧工事進む


 九州地方整備局が進める阿蘇大橋地区土砂災害緊急対策工事の現場が26日、報道陣に公開された。工事は2次災害を防止するため、土留を設置した上で、頭頂部の不安定土砂を取り除く。施工は熊谷組が担当している。

【コマツ】運転席のない重ダンプ! 無人運行システムの実機展示@鉱山機械見本市(米)


 コマツは、開発を進めている無人専用運搬車両「Innovative Autonomous Haulage Vehicle」を、26-28日にかけて米国ラスベガスで開催中の鉱山機械見本市に実機展示している=写真。運転室をなくし、空車でも積車でも4輪等荷重配分とし、4輪駆動、4輪リターダ、4輪操舵を採用することで前後方向を選ばないシャトル走行が可能。積込場などでの切り返し動作が一切不要となる。特に多雨、多雪などの滑りやすい現場にも導入でき、大幅な生産性向上が見込まれる。

【ダム博物館】いよいよ10/3公開! マイスター達が選ぶおすすめダム100基を紹介


 バーチャルなポータルサイトとして10月3日から公開される「ダム博物館」に、開設を記念して「日本100ダム」が掲載される。ダムに興味を持つ市民らにぜひ実物を見てほしいというお勧めのダム100基を選定し、ダムの特徴や行き方、地図などを紹介することで市民らのダム訪問をバックアップする。写真は電力土木の金字塔・佐久間ダム(photo:Qurren)

2016/09/27

【建築新人戦2016】最優秀は、塩浦一彗さん(ロンドン大バートレット校)! 審査員から「100点」の声


 「建築新人戦2016」(実行委員長・中村勇大京都造形芸術大教授)の公開審査会が25日、大阪市北区の梅田スカイビル・ステラホールで開かれた。日本全国や海外の大学・専門学校などから応募された995作品の中から、塩浦一彗さん(ロンドン大学バートレット校3年)の「Chano-yu Tea ceremony Light house」=写真=が最優秀新人賞に選ばれた。

【働きかた】育休取得で仕事も生活にも変化 大成建設・中川知宏さん


 ことし1月の出産から3月末までの72日間、有給休暇と育児休業制度を活用して育児休業を取得した。「第1子で、妻の両親の住まいも遠く、保育園の入園時期も見えなかった」という経緯で、妊娠時から上司に相談し、年間の仕事の流れも考えながら、取得の道を探った。

【募集】まちを楽しく! ストリートファニチャーコンペ エントリーは11/15まで


 ストリートファニチャーコンペ2016運営委員会は、第2回「まちを楽しくするストリートファニチャーデザインコンペティション」の参加者を募集している。エントリーは11月15日まで、作品は30日まで同コンペ事務局で受け付ける。12月10日の1次審査を経て、2017年1月27日の公開プレゼンテーションで入賞作品を決定・発表し、表彰式を開く。写真は昨年の受賞作品が街に展示された様子

【東京外環】国内最長約9.1㎞を進め! 本線トンネル(北行)東名北工事にシールド機投入


 国土交通省と中日本、東日本の両高速道路会社は26日、国内最大のシールドトンネル工事となる東京外かく環状道路(関越~東名)のうち、東京都世田谷区で建設中の本線トンネル(北行)東名北工事のシールド機の組み立てを報道機関に公開した=写真。外径16.1mで国内最大のシールド機は、都内で初となる大深度地下を約9.1㎞を掘り進む。1機当たりの掘進距離は、中央環状品川線(約)を抜いて国内最長となる。

2016/09/26

【建コン協九州】民の提案事業を官へ! 夢アイデアの「ヤギ・羊ECOプロジェクト」快調


 建設コンサルタンツ協会九州支部の「夢アイデア募集」に寄せられた「ヤギ・羊ECOプロジェクト」が実現している。発案から6年で羊は30頭を超え、レンタル事業など次の展開も見えてきた。

【群馬県メンテナンス協】上佐野高架橋で実務を体験! 前橋工科大生が橋梁点検学ぶ


 国や群馬県、県内35市町村、東日本高速道路会社などで構成する群馬県メンテナンス協議会(会長・桑原正明関東地方整備局高崎河川国道事務所長)は20日、初となる大学生を対象とした橋梁点検学習会を高崎市内で開いた。前橋工科大工学部社会環境工学科の3年生を中心とする生徒22人(男性13人、女性9人)と土倉泰教授が体験した。

【日本道路】里山を歩くよ収穫するよ! 安芸太田町で16人が「森の探検隊」に参加


 日本道路は、広島県安芸太田町の井仁棚田交流館で、CSR活動の一環として子どもたちを対象とした野外活動体験「森の探検隊」を開いた=写真。幼稚園生8人、小学生8人の計16人が参加した。当日は同社子会社スポーツメディアの東雲スイミングクラブが活動運営を手掛けた。

【本】生産性革命、担い手トピックも! 『建設人ハンドブック2017年版』発刊 建設通信新聞社


 日刊建設通信新聞社は『建設人ハンドブック2017年版--建築・土木界の時事解説』を刊行、発売しました。

2016/09/25

【熊本地震】生活が継続できる建築・コミュニティーを継承する街を 7組織設計事務所が座談会


 九州に支店を置く組織設計事務所が一堂に会した、日刊建設通信新聞社九州支社主催の座談会が8月31日、福岡市内で初めて開かれた。梓設計の前田隆、アール・アイ・エーの早田満、石本建築事務所の川口圭太、久米設計の中本俊也、佐藤総合計画の嶋田秀雄、大建設計の木幡悟、日本設計の森浩の7氏が参加し、竹下輝和九大名誉教授がコーディネーターを務めた。

【阿部興業】創業70周年記念モデル『Sevens Door』 佐藤オオキ氏とコラボし伝統技術とデザインを融合


 ドアの新しい可能性を開く--。建具や木製ドアを手掛けてきた阿部興業(本社・東京都新宿区、阿部清英社長)が打ち出した創業70周年の記念ドアモデル『Sevens Door(7つのドア)』は、空間デザイナー佐藤オオキ氏(nendo代表)とのコラボレーションによって生まれた。老舗の同社にとってはまさに常識を打ち破る製品だ。

【上方左官まつり】左官の“本物の技”を目撃せよ! 参加型イベントに親子連れも多数参加


 大阪府左官工業組合(邑智保則理事長)は18日、大阪市港区のオーク200で2回目となる上方左官まつりを開いた。親子連れなどが多数会場を訪れ、泥だんごづくりなどに挑戦した=写真。

2016/09/24

【NTT都市開発】昭和初期の小学校校舎を大規模リノベ 京都の伝統体験もできるホテルに


 NTT都市開発は、京都市の歴史的な小学校をホテルにリノベーションする事業を計画している。市と60年間の定期借地権契約を結ぶ予定で、昭和初期に建設された既存校舎の外観を保存・再生し、京都の伝統技術や文化を取り込んだホテルに整備する。教室を客室に改修するほか、講堂・体育館はバンケットにリノベーションする計画で、宿泊客に「ここでしか体験できない感動を提供」(同社)したい考え。先月、市と同社は「元清水小学校跡地活用事業」の基本協定を結び、事業の具体化に向けた協議を進めている。2018年度の開業を目指す。写真は改修前の校舎

【土木学会】24件を選奨土木遺産に認定 湘南港や鳴子ダムなど戦後の構造物も


 土木学会(田代民治会長)の選奨土木遺産選考委員会(小林一郎委員長)は20日、2016年度選奨土木遺産として24件を発表した。写真は鳴子ダム

【高校建築デザインコン】最優秀は三浦和寧さん(函館工高) 外観に大自然表現した農業実習管理棟


 北海道建設部建築局は、2016年度高校生建築デザインコンクールの入選作品を発表した。最優秀作品賞には、函館工業高校3年の三浦和寧さんがデザインした「しら樺館」を選んだ=写真。

2016/09/23

【記者座談会】東京外環本線工事、シールド機発進へ準備/五輪見据えホテル開発ラッシュ

A 東京外かく環状道路(関越~東名)の本線建設が具体化してきた。事業連絡調整会議後、15日にはシールドトンネル機の面盤回転試験が報道機関に公開された。

【ガイアートT・K】広報活動実り全国で100件採用! 滑らない縦溝粗面舗装「FFP」


 「滑らない舗装をつくることがわれわれの使命」とガイアートT・Kの前山俊彦社長は力を込める。同社が開発した縦溝粗面型ハイブリッド舗装「フル・ファンクション・ペーブ(FFP)」の採用実績は着実に積み重なり、近年では凍結抑制対策だけでなく事故防止対策を目的とした採用も増加している。これまで全国各地で計100件採用され、累計施工実績は20万㎡を超えた。同社はFFPを「総合的舗装技術」ととらえ、アスファルトフィニッシャーの改良などにも取り組み、全社一丸となって施工品質の向上に努めてきた。

【宮城建団連ら】専門工事業はものづくりのプロ! 就職ガイドブック『建設ナビ』発行


 宮城県建設専門工事業団体連合会(宮崎佳巳会長)とみやぎ建設総合センター(河合正広代表理事)は、広く一般に建設専門工事業をアピールするための就職ガイドブック『建設ナビ』を発行した。

【千葉建協青年部会ら】富美浜小1年生、建機に乗って大興奮! 市川市で体験学習会


 千葉県建設業協会青年部会(三瓶洋部会長)と千葉県魅力ある建設事業推進協議会(CCIちば)は16日、市川市立富美浜小学校1年生の児童約150人を対象に、2016年度第2回建設機械体験学習会を開いた=写真。

2016/09/22

【温泉熱利用】大規模温泉街で初の集中給湯システムを整備 鶴岡市・湯野浜温泉


 湯野浜源泉設備保有(本社・山形県鶴岡市、筒井重好社長)は、温泉熱を活用した温泉街全体の集中給湯システムの整備事業に着手する。18日に地鎮祭を行い本格着工し、2017年2月28日の完工を目指す。設計・施工は三機工業が担当する。県によると大規模温泉街での同取り組みは国内初という。

【神建協横浜】ダイナミックな現場を体感! 専門学校生約20人が南本牧ふ頭でケーソン製作見学


 神奈川県建設業協会横浜支部(松尾文明支部長)は15日、南本牧ふ頭第5ブロック廃棄物最終処分場(仮称)建設工事ケーソン製作工の現場見学会を開いた=写真。浅野工学専門学校の建築工学科と建築デザイン科の生徒など約20人が参加し、建設工事のスケール感とともに作業を学んだ。

【リサイクル会議】大学生16人がトンネル工事現場を見学 建設副産物の再利用でワークショップ


 建設副産物リサイクル広報推進会議(会長・北橋建治先端建設技術センター理事長)と関東地方建設副産物再利用方策等連絡協議会(委員長・大西亘国土交通省関東地方整備局長)は13日、「大学生建設リサイクルワークショップ」を開いた=写真。初の開催となる同ワークショップには6大学から16人が参加し、トンネル工事の現場や建設副産物の再利用に関する施設などを見学した。

【埼玉建協】富士教育訓練C講師が出前講座! 県内工高生に就職アピール


 埼玉県建設業協会(星野博之会長)の2016年度建設業体験出前講座が13日、川越市の県立川越工業高校を皮切りに始まった。協会から受託した富士教育訓練センター(才賀清二郎会長)の講師が講義する。

【協和エクシオ】通信建設業はこんなに重要だった! 大学生45人が事業や技術を学ぶ


 協和エクシオは8月29日から9月2日までの5日間、通信建設業界への理解促進を目的とするインターンシップを開催した。本社と北海道、東北、関西、中国の4支店において女性2人を含む計45人が参加。参加者からは「実際の施工現場を見学でき、仕事内容の理解が深まった」「通信の仕組みを自分で見て触れて学ぶことで、日常生活の裏にある通信インフラの重要性、通信建設業の社会貢献度の高さを感じた」といった声が寄せられた。

2016/09/21

【日建連中国】徳山高専生がシールド工法学ぶ 府中地区揚水管新設工事現場見学会


 日本建設業連合会中国支部(木村普支部長)は16日、広島県府中町で工事が進む広島市水道局発注の府中地区揚水管その他新設工事(2次)の現場(施工=錢高組・錦建設JV)に徳山高専土木建築科2年生の生徒36人を招待し現場見学会を開いた。

【漆喰仕上げ作品賞】江戸城址の大手門渡櫓など15点 戸建て作品増加、漆喰の魅力が個人にも


 日本漆喰協会(行平信義会長)は20日、国産の漆喰(しっくい)で仕上げた建築作品で、社会的・文化的に特に優秀と認められる作品を表彰する第11回漆喰仕上げ作品賞を発表した。江戸城址の大手門渡櫓=写真=や安川電機歴史館など15作品が選ばれた。応募作品は32作品で授賞者は10月5日に高知市のホテル日航高知旭ロイヤルで開かれる協会総会で表彰される。

【村井修】写真展「めぐり逢ひ」開催中 愛知県半田市で10/16まで、入場無料


 愛知県半田市出身の写真家村井修氏による写真展「めぐり逢ひ」が、榎下町の半田赤レンガ建物で16日から始まった。初日は榊原純夫市長らを前に、撮影当時の時代背景などを交えながら、村井氏自らが機材や作品について説明した=写真。会期は10月16日まで。

2016/09/20

【現場最前線】列車運行止めずに車道2車線化 JR中央本線塩崎駅の架道橋改築工事


 東鉄工業が施工を手掛けるJR中央本線塩崎駅ホーム直下の塩崎架道橋改築工事が最盛期を迎えている。山梨県甲斐市と東日本旅客鉄道(JR東日本)八王子支社との協定に基づいた塩崎駅周辺整備事業に伴う工事で、歩行者と列車の安全を維持しつつ、幅約1mの歩道部を拡幅し、車道を2車線化する。工期は2018年3月までで、7月からは歩道部のボックスカルバートの施工を進めている。

【関東地整】建設技術フォーラム出展のi-Con関連技術が決定! 11/10、11@さいたま市


 関東地方整備局は、2016年度建設技術フォーラムに出展するi-Construction(アイ・コンストラクション)関連技術を公募した結果、10技術を決定した。内訳は3次元測量が2技術、3次元設計データ作成が3技術、ICT(情報通信技術)建設機械による施工が2技術、3次元出来形管理などの施工管理が1技術、ICT施工が2技術。11者が計11技術を応募した。写真はライカジオシステムズのPegasus:Backpackウェアラブルデバイスによる3次元計測

【根本建設】表紙に“ねもけん”がいるよ! 「災害時のペット手帳」を横浜市港南区に寄付


 根本建設(本社・横浜市港南区、根本雄一社長)は15日、港南区に「災害時のペット手帳」5000部を寄付した。これを受けて齊藤貴子港南区長は区長感謝状を根本社長に贈呈し、地域への貢献に感謝した。同手帳は区内の防災拠点での防災訓練や区獣医師会動物病院、生活衛生課窓口などで配布する。写真は右から齊藤港南区長、根本社長、根本専務

【橋梁調査会】「世界の橋梁建設とメンテナンス」テーマに国際シンポ 11/25@東京


 橋梁調査会は11月25日、東京都千代田区のイイノホールで、第4回国際橋梁シンポジウム「世界の橋梁建設とメンテナンス」を開く。日本道路協会が共催する。写真は第3ボスポラス橋(photo:VikiPicture)

2016/09/19

【スリーエムジャパン】医療用技術を土木へ! 毛細管現象を利用したコンクリート床版給水養生用シート


 高度経済成長期に整備された多くの橋梁やトンネルが老朽化に直面し、維持更新が迫られている。こうした社会的ニーズを背景にスリーエムジャパンが開発した床版面用の給水養生シートは技術開発、生産技術、製造、品質管理、マーケティングのあらゆる部門が知恵を出し合って誕生した。微細な溝を施して毛細管現象を利用し、敷設するだけで水を均一に搬送でき、給水作業の省力化、作業負担の軽減、養生コスト抑制という効果が発揮できる。開発に携わったテープ・接着剤製品事業部の石塚辰徳氏は医療分野向けの技術を転用し「抜群によいものを作ろう」と奮闘した。写真は施工状況

【建築学会】10/1建築文化週間スタート! 全国でイベント、講演など企画目白押し


 日本建築学会の「建築文化週間2016」が、10月1日から始まる特別企画「パラレル・プロジェクションズ-30年前に生まれた130人のプロジェクトから考える30年後の都市と、建築」を皮切りに、11月にかけて全国規模で展開される。

【建設マン.com】演劇『けんせつ小町純情物語 やるっきゃない!』 10/6-9@CBGKシブゲキ!!


 建設業の魅力を発信する情報サイト「建設マン.com」(山本勇一代表)は10月6日から9日にかけて、東京都渋谷区のCBGKシブゲキ!!で、建設業で働く女性「けんせつ小町」の活躍をテーマにした演劇『けんせつ小町純情物語 やるっきゃない!』をプロデュースする。

【建築ミニチュア展】手のひらに入れて持って帰れる建築! 大阪開催も大盛況 


 建築家の遠藤秀平氏(神戸大教授)らが企画した建築ミニチュアの展示会が8、9の両日、大阪市北区のうめきたシップで開かれた。2日間で延べ800人以上が来場、高い関心を集めた。

【トレイルラン】モンブランを1周! 過酷なレース「UTMB」を完走した脇村尚樹さん(西日本建設業保証香川支店)


 ヨーロッパ最高峰のモンブランを1周し、世界で最も過酷で美しいレースと称されるトレイルランレース「UTMB」に参加、完走する偉業を成し遂げた。ゴールした瞬間、「支えてくれた家族、応援してくれた職場の方々、友人への感謝の思いでいっぱいになった」と振り返る。

2016/09/18

【東邦レオ】グリーンインフラで都市を冷やせ! 植物がなじむ基盤材『J・ミックス』


 自然の循環を都市のシステムに組み込む「グリーンインフラ」に注目が集まっている。豪雨による冠水に悩まされてきた米国オレゴン州のポートランドでは緑地帯を道路よりも一段低くして雨水を流し込んで吸収させ、植物を育てるシステムなどを作り上げ、グリーンインフラ先進都市として、世界中から視察団が訪れる。東邦レオ(本社・大阪市、橘俊夫社長)は、海外の先行事例を参考に、日本国内でもグリーンインフラの発想を取り入れた製品の普及に力を入れている。写真は植栽の周辺に『J・ミックス』を施工する様子

【本】異なる風土を読み解き、根ざす建築を 『コロンビアの環境建築』


 コロンビアは巨大な国だ。日本の3倍の国土を持ち、赤道直下に位置しながらも海岸地方から山岳地方まで土地の標高により常夏から寒冷までさまざまな気候が混在している。長くスペインの植民地だったために欧州やアラブの文化も内包しており、各地域の都市や集落はそれぞれ固有性を持った姿を示している。