2016/06/16

【神建協】頭と手と知恵でつくる仕事! 小田原城北工高生40人が建築工事現場を見学


 神奈川県建設業協会(小俣務会長)は14日、県立小田原城北工業高校の建設科2年生約40人を招き、(仮称)県立児童自立支援拠点建築工事の現場見学会を開いた=写真。2班に分かれ、渡辺組・昭和建設JV(篠田隆信所長)が施工する第1工区、山王建設・大野建設JV(井上宏所長)の第2工区を見学し、実際の作業手順などを学んだ。

 冒頭、渡邉一郎副会長は「建築という仕事は何もない空間に頭と手と知恵でつくりあげる夢のある仕事。将来は建設業に関係する仕事に就いてほしい。限られた時間だが、しっかりと勉強して下さい」とあいさつした。発注した神奈川県住宅営繕事務所の臼井荘一建築第一課長は「日ごろ現場を見る機会は少ないと思う。良い機会なので1つでも身に付けて今後に生かしてほしい」と期待を寄せた。
 現場事務所で工事概要の説明を受けた後、各工区を見学した。終了後には質疑を受けた。最後に中原満志教諭が講評した。
 同事業では、平塚市片岡991-1に社会的な支援が必要な子どもを一定期間預かり、心理・医療ケアを行いながら家庭に代わって養育するための入所施設を整備する。第1工区は、情緒障害児短期治療施設棟RC造3階建て延べ2161㎡、4部門棟RC造3階建て延べ3187㎡など、第2工区は障害児入所施設棟RC造3階建て延べ2590㎡などを新築する。設計・監理は国設計が担当。第1工区の進捗率は約31%で、2工区とも2017年2月末の竣工を見込む。
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