2016/05/04

【古郡建設】550t吊クレーンの大迫力に歓声! 関東地整の土木現場を高校生、小学生が見学


 古郡建設(埼玉県深谷市)は、建設業担い手育成の一環として、高校生などを対象に現場見学会を開いた。現場は「H27須加工事用道路工事」(行田市須加地先)や「H26葛和田堤防強化工事」(熊谷市葛和田地先)など。発注者の関東地方整備局利根川上流事務所らが協力した。生徒らは普段見ることのできない実際の施工現場のスケール感などを体感した。葛和田堤防強化工事の現場では、建設業界に入職する生徒らに水害のない安全な地域づくりなどの業界の社会的役割を説明し、将来を担う生徒らに期待を込めた。
 写真は葛和田堤防強化工事の完成現場を見学する熊谷工業高の生徒たち。

 初めに須加工事用道路工事の現場を熊谷工業高校土木科の2年生40人、行田市立須加小学校の3年生13人が見学した。利根大堰上流(利根川左岸)では、550t吊クレーンで橋桁を架設する様子に歓声を上げていた。
 この後、熊谷工業高の生徒は葛和田堤防強化工事の完成現場を見学した=写真。施工中の2月2日も見学しており、今回、仕上がった現場の雰囲気を感じとった。現場は利根川堤防の強化を目的に盛土と張芝工事を実施した。施工長さは約860m、盛り土は約4万m3、張芝は約2万5900㎡。
 同社は熊谷工業高卒業生が多く活躍しており、今後も人材の入社に期待している。
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