2016/04/11

【担い手】「ものづくりはカッコイイ」! 北九州市が建設・製造業の共同情報サイトを開設


 北九州市は、「ものづくりはカッコイイ」をキャッチフレーズに建設業と製造業の魅力を伝える若者向け情報サイトを1日付で同時開設した。合わせて、同サイトに登場する若手技術者の募集も始めた。

 建設業・製造業ともに、ものづくりの街・北九州を支える基幹産業だが、若年者の採用難などで将来の担い手不足が課題となっている。それぞれの現場で活躍する若者の姿を紹介することで、ものづくりのイメージアップを図り、新たな人材確保につなげることを目的にサイトを開設した。建設業と製造業の担当部署が共同でサイトを運営する取り組みは全国的にも初めての試み。
 建設業のサイトは「ケンセツ男子・ケンセツ女子」、製造業のサイトは「ゲンバ男子」。ゲンバ男子は大阪産業創造館が始めた全国展開プロジェクトの一環となる。それぞれ、応募者の現場を取材し、ものづくりの魅力を引き出す写真とコメントで産業の魅力をアピールする。
 「ケンセツ男子・ケンセツ女子」は、市内の建設業に勤務する35歳までの技術系職員を対象に募集する。2016年度は10人程度、3年で30人程度の掲載を目標とする。
 申し込みはホームページ。問い合わせは技術監理局技術企画課。
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