2016/02/04

【UR西日本】在宅療養・介護を体験できるモデルルーム 改修なしの暮らし方提案


 都市再生機構西日本支社は、大阪市城東区の森之宮第2団地内に在宅療養・介護・リハビリテーションを提案・体験できるモデルルームを設置した。大道会の専門スタッフが監修・協力し、改修工事などはせず、適切な福祉用具を活用することで生活状況に応じた暮らし方を提案している。

 モデルルームは森之宮第2団地6号棟の1室。3LDKで、後付けの手すりやさまざまな補助アイテムを使ったリビングスペースや介護用いすと手すりを設置した浴室などを見学することができる。
 月曜から金曜までオープンするが、利用は事前予約制となり、大道会か都市機構のスタッフが案内する。週2回は専門のスタッフが常駐し、専門的なアドバイスや介護手技指導を受けることもできる。問い合わせは同機構西日本支社ストック事業推進部ウェルフェア推進チームまで(電話06-6969-9558)。
 都市機構は20年度までに全国約100団地で、団地を軸に地域医療福祉拠点を形成する方針。西日本支社では14、15年度に森之宮団地を含む9団地で事業に着手している。
 また、同団地がある森之宮地域では、都市機構と大道会、大阪府、大阪市で「スマートエイジング・シティ」の実現を目指しており、この取り組みはその一環となる。
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