2016/02/04

【星川雨水調整池】小学生が壁にお絵かき! 横浜市が完成記念イベントで身近さアピール


 横浜市環境創造局は1月29日、星川雨水調整池の完成を記念し、地元小学4年生による「お絵かき」イベントを開いた。約60人が調整池内部の壁にペンキや絵の具で、みなとみらい21地区や自分たちの似顔絵を描いた。この後、4班に分かれ、ポンプなどの設備を見学し、役割を学んだ。子どもたちは「面白かった」「また来たい」と話し、施設を身近に感じた=写真。

 同事業では、帷子川沿いの地盤の低い地区約250haを対象に台風やゲリラ豪雨などの大雨時に雨水を一時貯留し、浸水被害を軽減するため、星川中央公園(保土ヶ谷区星川2-450-10)の下に雨水調整池を建設した。同局の職員は貯水量を25mプールで表現したり、ポンプ能力をお風呂の水量で説明するなど、子どもたちが理解しやすいように施設の役割を伝えた。
 調整池の容量は4万2500m3。大林組・東亜建設工業・小雀建設JVが施工した。2009年8月にI期工事に着手し、14年3月末にII期工事を終えた。イベント終了後に完成式典も開いた。
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