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建設工事の動きDigital

建設専門紙が本気でつくった工事データベース

2015/02/28

【現場最前線】建築分野で国内初! 凍結土工法で免震レトロフィット 仙台高地簡裁庁舎工事

仙台高地簡裁庁舎(仙台市)で、国内初となる凍結土工法による居ながらの免震レトロフィットが大成建設の施工で進められている。建物を支える地盤は地層にばらつきがあり、薬液が均等に行き渡らないという課題があったため、土木分野で多く適用されている同工法を採用。同社東北支店の町田勲仙台高地簡裁庁舎耐震改修工事作業所長は「当初は雲をつかむような話だった」と振り返るが、発想の転換によって構築した凍土壁は期待以上の効果を発揮し、工事は順調に進捗。既に計画している13本の凍土壁のうち、11本の撤去が完了し、一部エリアでは耐圧盤の構築作業が進んでいる。

【コルビュジエ】建築設計資料約3万8000点をオンライン配信! エシェル・アン

エシェル・アン(東京都新宿区、下田泰也社長)はフランスのル・コルビュジエ財団と共同し、同財団が保存する建築設計資料約3万8000点のオンライン配信サービスを開始した。日本語・英語・仏語に対応しており、世界中からコルビュジエの高精細な建築設計資料を閲覧できる。画像は公開中の図面。

【本】空港の維持管理土木まできちんと紹介! イカロスムック 『空港をゆく 2』

2年前に発行した『空港をゆく』の続編。第1章は安全に運行できるよう日々、行っている維持管理やチェックなど、一般には知られていない裏方の仕事を紹介している。

2015/02/27

【けんちくのチカラ】写真家 明緒さんと伊東豊雄氏設計のまつもと市民芸術館

「いかようにでも舞台をつくれる。ここだけにしかない空間です。串田(和美)さんのオリジナル戯曲『空中キャバレー』では奇想天外としか言いようのない劇場の使い方をしているなと度肝を抜かれました」。そう話す写真家の明緒さんは、まつもと市民芸術館が2004年にオープンした当時から、ここでさまざまな舞台を撮り続けてきた。「実験劇場」という名の不思議な空間。それは、主ホールと小ホールの間にたたずむフレキシブルな、いわばブラックボックスで、「他では味わえない『劇体験』ができる」のだという。ことし7月に第3弾が開催される『空中キャバレー』は、この実験劇場で上演されるもので、空中ブランコやアクロバットといったサーカス、オムニバス道化芝居、生演奏による音楽などキャバレー仕立ての大胆な演出で、ステージと客席が渾然一体となる。

【インタビュー】プロ野球から地盤業界へ トラバース 佐藤隆彦(G・G・佐藤)さん ☆サイン本プレゼント!

建設業界に大物ルーキーがやってきた。埼玉西武ライオンズを中心にパワーヒッターで鳴らし、ヒーローインタビューで「キモティー」と叫ぶマイクパフォーマンスが有名だったG・G・佐藤こと佐藤隆彦氏。2014年10月に引退し、ことし1月には父・克彦氏が社長を務める測量・地質調査・地盤改良業のトラバース(千葉県市川市)に就職した。ユニホームからスーツに着替え営業として日々回る佐藤氏に、入社の経緯や抱負、地盤業界に対する思い、同社が設立した軟式野球部などについて聞いた。

【ガンダム稲城に立つ】4mのガンダムとザクII、16年春公開! 観光発信拠点に


東京都稲城市は、メカデザイナーの第一人者である大河原邦男氏がデザインを手掛けた『機動戦士ガンダム』に登場する大型人型兵器(モビルスーツ)2体のモニュメントを、2015年度に製作する。観光発信拠点整備の一環として、高架化したJR南武線・稲城長沼駅の高架下に設置する。高橋勝浩市長は、「観光発信拠点と合わせて、16年春に公開したい」との考えを示した。“メカデザインのまちINAGI”と、歴史ある特産品を融合した新たなまちづくりを担うガンダムが“ゆかりの地に立つ”ことになる。

2015/02/26

【JIA新人賞】原田真宏、麻魚氏の「海辺の家」 こだわった「健全なものづくり」

「施主もつくり手も、この建築にかかわった皆に喜んでもらえることが嬉しい」--マウントフジアーキテクツスタジオの原田真宏氏・麻魚氏は、真鶴の海を望む別荘「Shore House(海辺の家)」でJIA新人賞を受賞した。抽象的なアイデアだけでなく、それを具体化するためのプロセスを重視して設計を進めるという両氏に、受賞の喜びと今後の設計活動に向けた意気込みを聞いた。

【銀座線コンペ】下町エリア7駅のデザイン決定! 20年五輪までにリニューアル完了へ

東京メトロは、銀座線全駅のリニューアルを進めるため、デザインコンペを実施、下町エリア(浅草~神田間)7駅のデザインを決定した。2015年に順次工事着手し、20年の東京五輪までにバリアフリー化などを含め7駅のリニューアルを完了する。画像は上野駅改札口(浅草方面)。

【九州地整】福岡県と初の女性技術者意見交換会 土木の魅力向上にPRイベントなど提案


九州地方整備局と福岡県は24日、福岡市の福岡第2合同庁舎で、女性技術者による意見交換会を開いた=写真。他機関の女性技術者との意見交換は両機関とも今回が初めて。日ごろの思いを共有するとともに、職場環境の改善や土木の魅力向上に向けて知恵を出し合った。

2015/02/25

【東日本高速】京葉道路またぐ3橋を夜間一括架設! 多軸式特殊台車など活躍

東日本高速道路関東支社は23日、千葉県市川市の京葉道路(新)鬼高パーキングエリア(PA)の整備に伴う「鬼高PAオフランプ」「(新)鬼越歩道橋」「稲荷木跨道橋」の3橋の夜間一括架設を公開した。京葉道路と首都高速7号を通行止めにし、京葉道路をまたぐ3桁を夜間に同時に据え付けることで、交通への影響を最小限にとどめた。施工はJFEエンジニアリングが担当した。

【合同建築卒業設計展】Diploma×KYOTO’15 最優秀賞に杉森さん(立命館大)

京都建築学生之会(黒柳歩夢代表)は23日から25日までの3日間、京都市左京区の京都市勧業館みやこめっせで、合同建築卒業設計展「Diploma×KYOTO’15」(特別協賛・総合資格ら)を開催している。23日に開いた講評会では杉森大起さん(立命館大)の「道行きのかどもり」=写真=が最優秀作品に輝いた。

【JIA神奈川】街歩きやワークショップも! 「建築家のしごと」に触れる「横濱建築祭」3/1まで

日本建築家協会関東甲信越支部神奈川地域会(JIA神奈川、飯田善彦代表)の第26回「横濱建築祭」が24日、みなとみらい線・馬車道コンコースを中心に始まった=写真。コンコースでは「建築家のしごと」などの展示や「駅ナカ建築トークショー」などを開催。3月1日まで周辺5会場を含め、さまざまなイベントを展開していく。

2015/02/24

【美守隊(みまもりたい)】指摘します、褒めます! オリエンタル白石の女性安全パト

女性の目線で現場の安全衛生面を入念にチェックするオリエンタル白石の「美守(みまもり)隊」が20日、国土交通省九州地方整備局佐賀国道事務所発注の佐賀497号高瀬橋上部工工事をパトロールした。「いろいろな目線で見ることが環境の改善につながる」(山形誠二執行役員福岡支店長)と福岡支店で発足した美守隊は、東北支店や東京支店にも広まっている。

【ASJ】「『建築家の自慢の写真』展~都市・建築・建築家~」2月28日まで 横浜

アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)は、横浜ランドマークタワー31階「ASJ YOKOHAMA CELL」で、28日まで「『建築家の自慢の写真』展~都市・建築・建築家~」を開いている。全国の建築家から集められた写真は、普段見過ごすような街や村の光景、出会った巨匠や建築家など、貴重な場面が映し出されている。写真は21日に開かれたパーティー。

【石坂産業】近隣住民200人と伝統の「落ち葉掃き」 里山再生の環境学習実施

建設系産業廃棄物リサイクル事業を手掛け、循環型社会形成のトップランナー企業として活躍する石坂産業(埼玉県三芳町、石坂典子社長)は22日、武蔵野雑木林の再生に取り組む同社敷地内の花木園で、落ち葉掃きの環境学習イベントを開いた。200人を超える近隣住民、社員や協力会社の家族らが集い、同社がある「三富地域」の農家に受け継がれる伝統行事を通じて里山の自然を楽しんだ。写真は地域の伝統的な「落ち葉集め」方法。

2015/02/23

【現場見学会】「築育」で府中市民病院改築現場に大学生ら23人参加 フジタ広島

フジタ広島支店(澤田清執行役員支店長)は、同社が展開する「築育」活動の一環として、広島県府中市に建設中の府中市民病院改築工事で、学生を対象とする現場見学会を開いた=写真。広島県内を中心に福岡県や山口県から23人の大学生・大学院生が参加した。

【就業体験】求む「オールラウンドプレイヤー」! 東建ジオテックがインターンシップ

東建ジオテック(本社・さいたま市、越智勝行社長)は「2016新卒大学生向けインターンシップ」を始めた。17日、20日、25日の3日間開き、現場見学などを通して仕事内容などを説明しながら、学生と交流を図っている。同社は次代の若手人材の確保・育成に力を注いでおり、地方に本社を置く地質調査関連企業の役割を学生に理解してもらう新たな取り組みとして注目される。写真はインターンシップの学生と会話する越智社長(右)。

【東京は何色?】2020年東京のイメージカラーをドイツ・ランクセス社が調査 


2020年の東京のイメージカラーとして、色彩豊かな街並みが好まれている--。ドイツ特殊化学品メーカーのランクセスが都市景観への色彩意識について大学生に調査したところ、「白系」「赤系」「青系」の景観を望む傾向が強いことが分かった。ペーター・ワインマール社長兼日本・韓国代表は「東京五輪に向けた都市計画の政策立案でも、都市の色についてしっかりと議論してもらいたい」と呼び掛ける。

2015/02/22

【意見交換会】情報化施工で担い手育成を! 課題は導入コスト JCMAと砂子組ら

日本建設機械施工協会(JCMA)と砂子組(本社・北海道奈井江町、砂子邦弘社長)などが12日、札幌市の砂子組札幌本店で、情報化施工に関する意見交換会を行った。建設業の担い手育成を主眼に情報化施工を積極的に取り入れている砂子組と、情報化施工を東北の復興に役立てようと活動しているJCMA復興支援ワーキング(WG)のメンバーが、互いの活動を報告。将来の情報化施工について活発な議論が交わされた。東京、宮城、北海道、新潟などからの参加者は、約40人に上った。

【素材NOW】「呼吸する」ように換気 ダクトいらずの「森永ルノサン換気システム」

森永エンジニアリング(東京都港区)が4月から販売する住宅向け「森永ルノサン換気システム」は、ダクトを一切使わない。独メーカーのルノス社製で、これを輸入販売する。同社は「まるで建物が呼吸をしているような換気システム」と説明する。

【現場最前線】列車と高速道路が真上を交差 「HEP&JES工法」で挑む石川こ道橋新設工事

東鉄工業・佐藤工業JVが東京都八王子市のJR八高線北八王子~小宮間で施工を進めている「石川こ道橋新設工事」で、線路下に非開削で箱型道路トンネルを築造する作業が本格化している。JR八高線と中央自動車道が現場の真上を交差する環境や、線路直下の作業が終電後の約4時間に制約されるなどの厳しい条件下で、高い技術力とノウハウをフル活用し、列車の運行と高速道路の機能に支障を与えることなく、安全を最優先しながら高品質な施工に挑んでいる。

【現場見学会】浦和工高生、興味津々! 黒川紀章の名建築「埼玉県立近代美術館」改修現場

埼玉県建設業協会(真下恵司会長)は、県立浦和工業高校を対象に、工業高校生の建設現場見学会を開催した。設備システム科1年生の生徒や教員約40人が埼玉県が進めている近代美術館全体改修工事の現場に訪れ、設備を中心に工事の様子を見て回った。

2015/02/21

【TOPランナー】大規模建築物支える免震ゴム、柱荷重3800t! 最適な構造躯体を実現可能に

免震装置が大型化している。ブリヂストンが販売を始めた免震ゴムは直径が国内最大の1800mm、柱荷重は3800tにも達する。インフラ資材事業企画部の西田淳一部長は「最大荷重を大幅に引き上げたことで、高さ150m級の超高層ビルに対する設計の自由度は格段に高まった」と自信満々に語る。既に数物件で採用の検討が始まっているという。

【復興現場最前線】木質ハイブリッド材で高い耐火・耐震実現する「森の庁舎」 福島県国見町新庁舎

震災で既存庁舎が使用不能となった福島県国見町の新庁舎建設工事が3月下旬の完成に向け、安藤ハザマ・安藤組・佐久間工業JVの施工で最盛期を迎えている。国内の庁舎で初めて木質ハイブリッド集成材が使用された新庁舎は、国土交通省の木造建築技術先導プロジェクトにも採択されている。震災と原発事故からの再生・復興のシンボル、耐火木造という公共建築の未来を先導する建物として期待される。

【日本コムシス】通信建設業界に来たれ! 学生向け「1Dayインターンシップ」開始

日本コムシスは今期から、学生向けのインターンシップを始めている。13日から20日にかけて、さいたま市にある大宮研修センタで「コムシス1Dayインターンシップ」を開催、有線と無線の通信について学生の業界研究に生かしてもらう。13日は光ファイバーの接続などを社員が講師となって学生が実習し、通信建設業界の仕事内容ややりがいなどを学んでいた=写真。今後も継続して開催し、学生の同社や業界に関する関心を高めていく考えだ。

2015/02/20

【東鉄・鹿島JV】“過去最長”の送り出しで線路と国道上空81mに桁架設! 金町・松戸間東京外環道

千葉県松戸市で進む金町・松戸間東京外環自動車道小山高架橋新設工事で14日、常磐線と国道6号の上空に支間81.2mの桁架設が完了した。施工を担当する東鉄工業・鹿島JVは終電後の短時間で、国道の一時通行規制などを繰り返しながら、安全を最優先に慎重な作業を進めた。
 同工事は、東京外環自動車道路建設事業の一部。東日本高速道路会社が東日本旅客鉄道(JR東日本)東京支社に委託し、東鉄工業JVが受注した。

【なでしこパト】女性目線できめ細やかに現場点検! 徳島建協会員の地元企業ら

徳島県建設業協会会員の地元企業の女性社員がBCP(事業継続計画)認定業者間連携に向けた取り組みとして現場を点検する「なでしこパトロール」が18日、徳島県松茂町の堤防耐震対策の現場で実施された。現場の衛生面や作業環境を女性のきめ細やかな視点からチェックして働きやすい環境をつくることや、地域性の異なる業者間で相互の工事を理解することを目的に実施した取り組み。四国地方整備局発注の豊久堤防耐震対策(その1)工事(施工=福井組)と同(その2)工事(施工=兼子建設)の現場を点検した。

【環境】鹿島と日本板硝子が受賞! WWFの「ビジネスと生物多様性 勝手にアワード」

世界自然保護基金(WWF)ジャパンは19日、企業の生物多様性に関する取り組みを独自の視点から表彰する「ビジネスと生物多様性 勝手にアワード」の受賞企業を発表した。功労賞に相当する「亀の甲より年の功賞」には鹿島、特別賞に相当する「山椒の実賞」には日本板硝子が輝いた。受賞企業には表彰状を授与する。

2015/02/19

【JIA新人賞】「光」を演出し「境界」生み出した古民家リノベーション 豊島横尾館

瀬戸内海に浮かぶ豊島に建てられた美術館「豊島横尾館」がJIA新人賞を受賞した。集落にあった古民家3棟をリノベーションし、アーティスト横尾忠則氏の作品を展示する。設計した永山祐子氏(永山祐子建築設計)は、「横尾作品に通底するテーマである『生と死』に着目し、その境界となる美術館を目指した」と振り返る。アートと建築の新たな可能性を探ったその設計について永山氏に聞いた。写真は横尾氏の作品が並ぶ中庭(photo:表恒匡氏)。

【現場最前線】高さ6mのPCa化粧パネルで工期短縮 大豊JVの白子川整備

大豊建設・黒部工業JVが東京都練馬区大泉学園2丁目から東大泉4丁目までの区間で施工を進めている「白子川整備工事(その133)」が大詰めとなっている。閑静な住宅街での工事とあって、周辺住民からの要望を聞き取り、厳しい時間的な制約の中で工期短縮と騒音低減のための工夫を凝らした施工を展開している。

【建築】ブースをつくって、人事担当におのれを売り込め! 逆求人フェスティバル

地域ブランディング研究所(東京都台東区、吉田博詞代表)とジースタイラス(千代田区、折阪佳紀社長)は、東京都港区のスタンダード会議室神谷町で「建築・まちづくり逆求人フェスティバル」を開いた。全国から約40人の学生が参加し、それぞれの学生のブースを訪れた各企業の人事担当者にこれまでの取り組みや就職への意気込みを熱心にプレゼンテーションした。

2015/02/18

【現場の逸品】円滑なBIM活用へ準備作業を大幅削減 支援ツール『AReX』

「自分たちにとっての便利ツールを開発した」と、ビム・アーキテクツ(東京都目黒区)の山際東代表=写真=は強調する。BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)のコンサルティングから業務受託まで幅広く手掛ける建築設計事務所の同社には、BIM導入の相談が絶えない。最近は「スケッチとプランCADデータを1、2週間でBIM化して提供する」ような仕事が増えている。そのノウハウを集約し、BIM支援ツールとして『AReX』(アレックス)シリーズの販売を始めた。

【群馬建協】SNSで災害情報提供する「ぐんケン見張るくん」が話題!!

昨年2月14、15日に関東甲信地方を襲った記録的豪雪から1年を迎え、今冬も積雪に対する警戒感が全国的に高まる中、群馬県建設業協会(青柳剛会長)独自の新災害情報共有システム「ぐんケン見張るくん」が注目を集めている。全国ネットの民放が5日朝のニュース番組で、会員企業の作業員が除雪作業や道路パトロールの際に携帯電話で現場の情報をツイッターに投稿し、情報提供する取り組みを放映した。

【森ビル】大学生・大学院生25人が就業体験 都市模型やVRでまちづくり学ぶ

森ビルは16日から21日まで、大学生・大学院生を対象に、まちづくりの魅力を体感する「森ビル都市づくりインターンシップ-六本木ヒルズで働く6日間-」を実施している。参加者は1000人超の希望者から、書類選考と面接で選ばれた大学生・大学院生約25人。前半3日間はグループワーク、後半3日間は実際に現場配属を体験して、まちづくりの視点や仕事を学ぶ。

2015/02/17

【三菱地所】あなたのインスタ写真が仮囲いに展示される!! 丸の内の解体現場

三菱地所は、写真・動画共有SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「Instagram」を活用して、解体工事中の富士ビル(東京都千代田区)の仮囲いに丸の内の写真を展示する「Marunouchipix写真展」を開催している。

【高田松原再生】ベターリビング支援で岩手県沿岸2㎞に松苗植樹へ

ベターリビングは、震災による津波で流失した白砂青松の名勝地「高田松原」を復活させる取り組みを支援している。15日には東京・丸の内で岩手県陸前高田市や地元の「高田松原を守る会」などと「高田松原再生活動支援キックオフイベント」を開催。陸前高田市から招待した子どもたちと都内から一般参加した子どもたちが協力しながら、高田松原の再生を祈念した絵柄をもとに、色とりどりの花びらで5m四方の巨大な絵画を制作した=写真。

【国交省】「国土と交通に関する図画コンクール」大臣賞6人に賞状 HPで公開中!


国土交通省は16日、全国の小学生を対象に実施している「国土と交通に関する図画コンクール」の表彰式を省内で開いた。2014年度は1992点の応募の中から、86点が入賞作品に選ばれた。表彰式では、国土交通大臣賞(最優秀賞)に輝いた6人に、西村明宏副大臣が賞状と盾を手渡し、「皆さんが描いたダムやトンネル、橋、鉄道などが日本を豊かにしてきた。これからは、皆さんがこの国を背負っていくことになる。そういった思いを胸に刻んで、勉強やスポーツに励んでもらいたい」とエールを送った。

2015/02/16

【山下PMC】日本発の人財・知財で「メイド・ウィズ・ジャパン」を 2020以降の建設学

東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年まであと5年である。昨年末に行われた総選挙で、アベノミクス政策が堅持されることも明確になった。いまだ実体が見えてこない成長戦略のこともあって賛否いろいろと取り沙汰されるが、一度決めた政策をブレずに粘り強く実行することはとても重要なことだ。物事を動かすエンジンは失ってはならないのである。(画像は本文とは関係ありません)

【高校生橋梁模型コン】最優秀に田村香奈さんらの「西田橋」 施工途中の橋を再現

高校生橋梁模型作品発表会実行委員会は12日、仙台市青葉区のせんだいメディアテークで公開審査会を開き、最優秀の『西田橋』=写真=を製作した田村香奈さん、菅原月野さん(秋田県立大館工業高校土木・建築科3年)ら入賞10作品の製作者を表彰した。

【本】原価管理をマンガでわかりやすく! 東保証が入門書を無料提供


東日本建設業保証は、若手技術者やその指導担当者を対象とした原価管理の入門書として『マンガでわかる 若手技術者育成のための原価管理ハンドブック』を発行した。約2万冊用意しており、同社営業部・各支店の窓口来店者に無料で提供する。

2015/02/15

【写真館】4色に光るタワークレーン 大手町一丁目第3地区再開発

着々と工事が進み高層化していく東京・大手町。ライトアップのためか携帯電話などで写真を撮る通行人を見かけた。
〈大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業新築工事〉

【竹中工務店】自然物を構造デザインに…ティラノサウルスだ! 恐竜の力学特性生かし高評価

ティラノサウルスの力学特性を取り入れた新しい建築構造を提案する--。そんな思いを込めた取り組みが2014年度日本建築学会技術部門設計競技で最優秀賞を獲得した。前傾させた胴体と巨大な尾を2本の脚で支えるティラノサウルスを樹形状の柱として読み解いた提案は、新たな構造デザインとして高い評価を受けた。なぜティラノサウルスを現代に蘇らせたか。受賞した竹中工務店東京本店設計部構造部門構造9グループ課長の望月英二さんらに「Tyranno Structure」誕生の秘密を聞いた。

【この人】水害を防ぐハード、ソフトを追求 日本国際賞受賞の高橋裕東大名誉教授

国際科学技術財団の2015年日本国際賞を受賞した高橋裕東大名誉教授。
 同大学に入学した1947年は、カスリーン台風が日本を襲い死者1077人、行方不明者853人という大きな被害をもたらした。「終戦の昭和20(45)年から伊勢湾台風の34(59)年までの15年間は、日本の歴史の中で最も水害がひどかった時期だ。死者が年間1000人以下だったのは3年しかない」。当時は水害を防ぐハード、ソフトともに未整備だったという事情もあり、大型の台風や集中豪雨などがあれば被害が大きくなった。

2015/02/14

【福岡県木造・木質化建築賞】第1回大賞は木質化の部に九州芸文館・アネックス2に決定!

福岡県は、第1回福岡県木造・木質化建築賞の受賞作品を発表した。大賞(知事表彰)は木造の部が東長寺五重塔=写真=、木質化の部が九州芸文館・アネックス2に決まった。5月に筑前町で開く福岡県植樹祭で表彰する。

【働きかた】鹿島初の女性所長誕生! 東京外環地中拡幅準備事務所・須田久美子さん

1月に、鹿島で初めての女性所長が誕生した。東京外環の地中拡幅技術の精査や、その後の工事受注に直結する事務所での重責を担う。首都圏中央連絡自動車道路(圏央道)、中央環状品川線と、首都圏の重要交通網に関する現場で副所長を経験、今回、ついに所長に就いた。須田さんは、1982年に土木の総合職として鹿島に入社。技術研究所と設計部門を経験しながらも「現場に出たい」という思いを持ち続けて25年、ようやく2007年に東京・高尾山麓で行われていた圏央道裏高尾橋の橋梁現場で副所長としてデビューした。着任時の「自分の好きなことをやれ」と言われた言葉がいまも心に残っている。

2015/02/13

【NTTファシ】3D化で歴史的建造物のFM有効性を実証! 

NTTファシリティーズは、2014年夏から進めていた「旧下関電信局電話課庁舎」(現・田中絹代ぶんか館)を3次元モデルデータ化するプロジェクトを完了し、3次元モデルが「ファシリティマネジメントなどに有効だ」とする検証結果をまとめた。今回の経験を「全国に約1万4000件ある歴史的建造物やNTTグループが所有する逓信建築の保存と価値向上に役立てたい」(阿久津好太公共営業部長)と考えている。画像はスキャナー「GLS-2000」で取得した点群データを元にBIMソフト「Revit」で作成した3次元モデル。

【卒業制作展】建築設計部門で山田綾乃さんが審査員賞 京都工繊大

京都工芸繊維大学の造形工学課程卒業制作展2015が11日から15日まで、京都市中京区の京都文化博物館本館で開かれている。建築部門の設計55作品、論文38作品、意匠(デザイン)部門の34作品、文化部門の7作品を一堂に展示している。大学院の建築設計学専攻第10回修了制作展も15日まで、同博物館別館で開催中。両展とも総合資格学院を運営する総合資格が協賛している。写真は審査員賞の山田さんの模型「ここにあるということ-場の紡ぐ現代美術館」。

【出前講座】大宮工高卒業生が後輩にラブコール! 鉄筋組立実技にも挑戦 埼玉建協

埼玉県建設業協会(真下恵司会長)は10日、埼玉県立大宮工業高校建築科2年生の約70人を対象に、建設業体験出前講座を開いた。富士教育訓練センターがカリキュラムを作成し、橋本学講師が座学を担当したほか、協同組合東京鉄筋工業協会の会員企業も参加し、実技実習などを支援した。また、同校の先輩技能者2人が建設業の魅力を後輩に語り、入職を呼び掛けた。

2015/02/12

【Uluru】キクシマが関内ビルにギャラリー開設

横浜市の総合建設業、キクシマ(横浜市港南区、菊嶋秀生社長)は6日、キクシマ関内ビル(中区北仲通3-34-2)地下1階に設置した「Future Design Gallery Uluru」の始動を記念して、交流会を開いた。設計界や横浜青年会議所の仲間ら約60人が集まり、街の活性化を生み出す新たな空間の誕生を祝った。

【イケアとURに住もう】団地リノベーション企画 愛知、福岡でも展開

都市再生機構は、イケア・ジャパンと連携して、神奈川県や埼玉県の一部で実施してきたリノベーション企画「イケアとURに住もう。」について、新たに愛知、福岡など7団地29戸を加え、13日から募集する。「サステナブル・リビング」をコンセプトに、UR賃貸住宅の多彩な住戸と、イケアの多彩な商品を使用することで、季節、ライフステージなどの「気軽に変化を楽しむ暮らし」を提案する。15年度には「東京、千葉、西日本(関西)にも拡大する予定」(都市機構)だ。