2015/08/20

【ふれあい下水道館】9/12に開館20周年、来館者40万人記念イベント開催! 「水の天使」も登場!

下水道空間に、ようこそ--。東京都小平市は、ことしで開館20周年を迎える「ふれあい下水道館」の記念イベントと、来館40万人達成記念式典を、9月12日の「こだいら環境フェスティバル」の中で開く。1995年10月に開館した同館は、「見える下水道」として、地下25mにある内径4.5mの下水管の中に実際に入り、見ることができる全国で唯一の施設。下水道や水環境など、環境学習の場として、小学生など多くの市民らに親しまれ、市内外から来館があり利用されている。

 環境フェスティバルでは、同館会場で「2015年度ミス日本・水の天使」の柴田美奈さんを特別ゲストに招き、館内の紹介や、国土交通省と共催でウンディー探検隊と子どもたちで学ぶ下水道ワークショップなどのイベントを予定。近接する中央公園会場では、6月27日に達成した来館者40万人の記念式典などを開く。

同市の公共下水道は、1970年の着手以来20年かけて90年度末に汚水整備が完了。ふれあい下水道館(小平市公共下水道管理センター)は、事業完成を機に、下水道を正しく理解してもらうために開館した。
 地下5階の防水扉を開けると下水が流れる本物の下水道管内に入ることができる。また、模型と映像による「くらしと下水道」展示室、マンホールや管の実物展示、地域の降雨情報が分かるアメッシュを始め、工事中に掘り出した土を柱状に復元した地層の標本展示、水の図書館、渓流にすむ魚の水族館、課外授業など多目的に使える講座室などを備え、下水道トンネル工事に使う礫泥水加圧セミシールド掘進機も展示している。入館は無料。
 規模は、RC造地下5階地上2階建て延べ1533㎡。建設事業を日本下水道事業団(JS)が受託、岡並木武蔵野女子大教授が総合監修し、設計をオリジナル設計・国設計JV、施工を竹中工務店・東海建設JVと丹青社が担当した。所在地は、同市上水本町1-25-31。
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