2015/06/15

【ベトナム語テキスト】母国語併記で安全を学ぶ 実習生向け『建設作業員の安全』刊行

 
ゼネコンや専門工事業者などで組織する「ベトナム建設人材育成推進協議会」(事務局・海外建設協会、建設業振興基金)は、ベトナム人技能実習生の受け入れで最大のポイントになっている安全教育ツールとして、日本語とベトナム語を併記した冊子テキスト『建設作業員の安全』を刊行した。

 現場にも持ち運びやすいコンパクトサイズにまとめられたテキストは、見開きで左側に日本語、右側にベトナム語で現場でのハウツーを解説している点が特徴。母国語との対比で解説しているため、安全衛生に関する現場での基礎を知ってもらうには絶好の手引きとなる。実習生と意思疎通を図る上でも役立ちそうだ。
 テキストは、既に協議会の会員企業と専門工事業団体などに配布している。ベトナム人技能実習生を受け入れている企業が活用できるよう、近く建設業振興基金のホームページに電子データを掲載して広く普及を図る方針だ。
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