2015/04/17

【技術者物語】Vol.3にけんせつ小町登場! 除雪オペなど男女6人の技術者が熱く語る

「現場も家事もこなすスーパーママ」--。東北建設業青年会(今俊順会長)は、会員企業の技術者にスポットを当てた冊子『技術者物語Vol.3』を発刊した=写真。子育てに奮闘しながら現場所長として働く“けんせつ小町”3人のほか、豪雪地帯の除雪車オペレーターや東日本大震災の復旧工事に従事する技術者らが、建設企業で働くやりがいなどについて熱く語っている。各県青年会(部)を通じて、高校・大学などに広く配布し、地域建設企業の技術者が果たしている役割をPRすることで、若者の入職促進につなげたい考えだ。

 冊子は、地域建設企業の広報活動の一環として2012年度から発刊。建設産業への入職を希望している学生らに技術者の仕事内容や役割の大きさを理解してもらうのが狙いだ。
 会員企業を代表して各県一人ずつの技術者が、▽入職の動機▽仕事のやりがいと達成感▽建設業の魅力--などについてエピソードを交えながら語っている。
 今回は、女性技術者3人が初登場。いずれも子育て・家事をしながら、男性顔負けの技術者として働いている。男性陣3人も個性豊かなエンジニアがそろっている。
 前回と同様に「上司・先輩から一言」や「職場訪問」「教えて!建設用語」の各コーナーを設けているほか、新たに「ある日の休日」と「主な建設業資格・免許一覧」も加えた。
 今会長は「現在、国を挙げて建設業界で働く若い力を求めている。多くの人に『技術者物語』を読んでもらい、建設技術者に親しみを持ってもらえるようにしていきたい」と話している。
 A4判14ページ、オールカラー。7000部発行。同会ホームページ(http://www.miyakencenter.or.jp/rengoukai/seinenkai.html)にも掲載している。問い合わせは、事務局・電話022-263-9271。
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