2015/03/29

【等々力陸上競技場】点灯電力3割減も鮮やかな色で競技演出 東芝ライテックのLED投光器

等々力陸上競技場(川崎市)のメーンスタジアムが改築工事を完了した。規模はRC・S造6階建て延べ2万1853㎡。競技場全体の客席数は2万7495席となった。パーティーシートやペアシートなど多様な観客席を取りそろえたほか、南側と北側のサイドスタンドには大型映像装置も配置された。

 照明設備も一新され、既設照明鉄塔4基のうち、メーンスタンド側の照明鉄塔2基(照明器具216台)を撤去し、新たに整備されたメーンスタンドの屋根上部には、東芝ライテック製のLED(発光ダイオード)投光器300台がライン状に設置された。
 納入されたLED投光器は、ハイビジョン映像にも対応した高演色の平均演色評価数80を達成しており、色鮮やかなユニホームや芝の緑色などを忠実に再現する。ピッチ内は既存照明設備と同じ1500ルクス以上の明るさを確保し、サッカー競技点灯時では約33%の削減効果があるという。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿