2014/12/04

【建設業イメージアップ】高校では初めて! 国交省らが千葉県立東総工業高で説明会 

国土交通省や全国測量設計業協会連合会、全国地質調査業協会連合会、建設コンサルタンツ協会で編成する「建設関連業イメージアップ促進協議会」は3日、建設関連業イメージアップ説明会を千葉県立東総工業高校(旭市)で開いた=写真。高校での開催は初となる。協議会の構成員らが建設科2年生35人を前に、プロジェクターを使いながら仕事内容などを紹介した。

 冒頭、国交省土地・建設産業局建設市場整備課の水草浩一氏が「土木分野での建設関連業の役割」を解説した。
 その後、全測連の大坪和幸氏(パスコ)が測量業、全地連の萩原育夫氏(サンコーコンサルタント)が地質調査業、建コン協の台本尊之氏(オリエンタルコンサルタンツ)が建設コンサルタントの役割についてそれぞれ説明を行った。その中で台本氏は、県内で進む東京外かく環状道路を一例に挙げ、「コンサルタント業者が工法の選定などに携わっている」と語った。
 最後の質疑応答では、生徒から寄せられた「地質調査業は地味なイメージだが、なぜ就職したのか」との質問に対し、萩原氏が「山に行って化石を拾うのが好きだった」と志望動機を答えた。
 同説明会は、10月に東京都市大学と法政大学で実施済み。11日には同県立京葉工高(千葉市稲毛区)でも開催する。
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