2014/12/22

【大建協】布施工科高1、2年生が水処理施設のコンクリ打設現場へ

大阪建設業協会(蔦田守弘会長)は17日、大和川流域下水道今池水みらいセンター(大阪府松原市)水処理施設築造工事の現場見学会を開いた。久本組・日野建設工業JVが施工している水処理施設(3-2系)築造工事その2の建設現場に大阪府立布施工科高校(大阪府東大阪市)の建築設備系1・2年生の生徒31人が訪れ、コンクリート打設の様子など土木工事の現場について学んだ。

 同工事では、新設する3-2系水処理施設(水処理能力日量6万8000m3)の最初沈殿池を築造する。地上高は3m、深さは11m。
 2013年10月25日に着工し、1万4300m3の掘削や仮設H鋼杭、アンカー、鋼矢板の打設などを終え、現在鉄筋工とコンクリート打設を進めている。進捗率は37.7%で、16年2月末の完成を目指している。
 建屋の建築工事と設備工事を経て、18年度の供用開始を予定している。
 見学会では、同現場の山下剛一所長(久本組)が工事概要を説明し、現場を見学。稼働中の既設水処理施設で下水処理の仕組みも学んだ。
 見学会後の質疑応答で入職してからの心構えについて質問を受けた山下所長は「常に前を向き、先輩の言うことを聞き、好奇心を持つこと」と答え、やりがいのある仕事であることを伝えた。また、職人との接し方については「言動や行動に気を付け、敬う気持ちを持つこと」と述べた。
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※追記 2014/12/25に訂正しました。
見学会参加校の「大阪府立布施工科高校」を「大阪市立都島工業高校」と表記しておりました。申し訳ありませんでした。訂正いたします。

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