2014/11/26

【親子現場見学会】D51鉄筋の重さ実感! 安全帯の使い方も指導 日建連中部

日本建設業連合会中部支部は22日、親子現場見学会を開いた。 建設業関係者の家族が参加し、普段父親らがどのような仕事をしているのかを見ることで、家族の絆を一層深めた。 当日は、木曽三川公園と船頭平閘門を見学した後、 中日本高速道路会社の新名神高速道路で建設が進む橋りょう工事の現場を見学した。

 見学に先立ち、三重県四日市市にある「虹のハイウェイ館」で、子どもたちに対して河野博通中日本高速道路四日市工事事務所工事課長が事業概要について説明した。木村昌司日建連常務執行役は「今日見学する場所では、高速道路によって地域を元気にする事業をやっている。家に帰ったら、きょう見たことや感じたことをおじいさんやおばあさんと話して、将来は仲間として参加してほしい」と期待を寄せた。
 見学では、安楽川橋の工事現場(施工=三井住友建設)の仮設橋で、施工中の基礎工について解説。中空断面RC橋脚を採用し、一部では橋脚高70mを超えることなどを説明したほか、RC内に使用するD51(デゴイチ)鉄筋の重さを体感した=写真。

次いで見学した小牧高架橋上部工(施工=清水建設)の現場では、張り出し架設工法で施工している上部工の上にのぼった。子どもたちからは「柱がないのに人が乗っても揺れないのがすごい」などの声があったほか、のぼるに当たり装備した安全帯の使用方法を父親から教えてもらうシーンもあった。
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