建設産業界の日刊全国紙「建設通信新聞」

このブログの記事も、建設通信新聞が基本となっています。日本有数の建設専門クオリティーペーパーです。ぜひニュースサイトを訪ねてみて下さい。

まったく新しい建設情報サイト 「建設通信新聞Digital」

これまでの常識を覆す。建設関連情報統合サイトです。ニュースの全量配信、電子版、行政資料キャビネット、トップインタビューなど盛りだくさんの内容が詰まっています。

建設通信新聞社Facebook

言わずとしれたFacebook。ユーザー交流の場です。おたずね下さい。

建設通信新聞社発行の書籍群

建設通信新聞が発行している各種書籍です。『建設人ハンドブック2014年版 建築・土木界の時事解説』『建設業の安全衛生法令用語検索エンジン 用語の意味、適用条文、公示、告示、通達がわかる!』『建設業 社会保険未加入問題Q&A』などベストセラーも

建設工事の動きDigital

建設専門紙が本気でつくった工事データベース

2014/07/31

【APECアーキテクト】日本人初の豪州登録が認定! 藤田尚雄氏に聞く

日本とオーストラリアがAPECアーキテクト登録者を相互認証する2国間協議を結んだのは2008年。これに基づき、日本人のAPECアーキテクトとして藤田尚雄氏(藤田尚雄建築設計スタジオ代表)が初めて豪州登録の門を叩いた。「まさか、わたしが初めて豪州の扉を開くとは思いもしなかった」という藤田氏に、その経緯を聞いた。

【清涼感お届け】九州地整で浴衣姿の職員が再生水使い打ち水


九州地方整備局は29日の夕方、福岡市博多区の第2合同庁舎の玄関先で打ち水を行った。

2014/07/30

【東大安田講堂】90年前の意匠再現めざし、進む耐震改修

国の登録有形文化財第1号に指定・登録されている東京大学安田講堂の改修工事現場が28日、報道公開された。構造躯体と講堂天井の耐震改修を主軸に、外壁を始めとする仕上げ材を建設当初の意匠に復元する工事を進めている。設計は東大キャンパス研究室、同施設部と香山壽夫建築研究所、施工は清水建設が担当している。

2014/07/29

【銀座線駅デザインコン】最優秀賞に包謹慈さんの『パッケージ(package)』

東京地下鉄は25日、東京メトロ銀座線(商業エリア)の駅デザインコンペの結果を発表した。三越前駅から京橋駅までの商業エリアを対象に、一般に広く駅のデザインを公募したもので、112人の応募の中から最優秀賞には、包謹慈(パオ・ジンシ)さん(ノンスケール)のデザインを選定した。

【光差す日本橋へ】保存会、100年計画委が首都高撤去求める署名活動開始

日本橋に青空を、日本橋川に光を--。名橋「日本橋」保存会(中村胤夫会長)、日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会(橋本敬会長)などは27日、東京都中央区にある日本橋上空の首都高速道路の撤去を求める署名活動を開始した。日本橋上空はもとより、利用者の少ない昭和通り上空の首都高速1号上野線など都心環状線の一部撤去も求める。写真は中村会長(左)と橋本会長。

【ぐんケンくん】幼稚園に初見参!! ぐんケン体操も大人気!


群馬県建設業協会(青柳剛会長)のイメージキャラクター「ぐんケンくん」が5月のお披露目以来、積極的に地域活動を展開している。26日には群馬県沼田市の恵泉幼稚園を訪れ、夕涼みの会の前に園児たちとぐんケン体操を行い、一躍人気者になっていた=写真。今後も希望する幼稚園や保育園を訪れ、楽しく建設業に親しんでもらう方針だ。

2014/07/28

【坂茂・日本空港コン】世界初! ツイスト木造集成材アーチ採用 富士山静岡空港旅客TB

静岡県は、富士山静岡空港空港旅客ターミナルビル(TB)等改修・増築工事設計業務委託の基本・実施設計者を決める公募型プロポーザルを実施し、坂茂建築設計・日本空港コンサルタンツ(BANJAC)を最優秀者に特定した。8月中旬に契約する見通し。契約限度額は1億2900万円(税込み)としている。履行期限は2015年3月16日(基本設計は10月31日)。画像は牧之原台地の茶畑をイメージした印象的な屋根(静岡県提供)。

【群馬建協】「地域建設業の魅力」発信! 「女性」「若者」など4テーマPRに注力


政権交代後のアベノミクスによる経済政策と連動し、それまでの公共事業量削減の流れから増加方向にシフトして2年目を迎えた。公共工事品質確保促進法(品確法)など担い手3法改正に代表されるように、建設産業の健全な発展に向けた施策が相次いで打ち出され、特に疲弊していた地域建設業界をいかに再生するかが焦点になってきた。こうした動きを追い風に群馬県建設業協会(青柳剛会長)は、「地域建設業の魅力を再発見」をコンセプトにした『4つ葉のクローバー』の方針を定め、建設業を県民・国民・社会にPRし、理解促進に向けた積極的な取り組みを開始している。

2014/07/27

【JIA MAGAZINE】専門家は誰に、何を、どう伝える 新編集長 今村氏に聞く

毎号多彩な分野の特集を組み、一般市民にも分かりやすい内容で建築・都市のあり方を考えるための話題を提供する日本建築家協会(JIA)の会報誌『JIA MAGAZINE』。2013年8月号では建築家の槇文彦氏が新国立競技場を論じた論文「新国立競技場案を神宮外苑の歴史的文脈の中で考える」を掲載して新国立競技場整備のあり方に一石を投じ、社会に大きな影響を与えた。建設産業界全体の情報発信力が問われる中で、専門家は誰に、何を、どう伝えるべきなのか。『JIA MAGAZINE』の新編集長に就任した建築家の今村創平氏に聞いた。

2014/07/26

【CIM】外環千葉区間でも3次元を活用 清水建設の高谷IC改良工事

土木構造物のライフサイクル全般で効率化に貢献するCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)。今後の本格的な普及が見込まれているが、公共事業の効率化という観点からも導入効果に対する期待は大きい。国土交通省関東地方整備局が発注し、清水建設が施工する東京外環道「高谷IC改良その6工事」(千葉県市川市)もCIMを導入している現場の1つ。どのような導入メリットがあり、今後の普及に向けた課題はどこにあるのか、現場を取材した。

【現場の逸品】雪庇を溶かして安全! 発熱ヒーター内蔵アルミ笠木「ユキエル」

エービーシー商会は、屋上外周部のアルミ笠木(かさぎ)に電気発熱ヒータを内蔵した融雪笠木「ユキエル」の販売を始めた。屋根や屋上に積もった雪が強風で動かされ、ひさしのように迫り出す雪庇(せっぴ)現象を防ぐことが狙い。

2014/07/25

【建築】妹島和世氏設計の「すみだ北斎美術館」 構想25年、ついに着工へ!

東京都墨田区は、90年の生涯のほとんどを区内で過ごしたとされる世界的な浮世絵師・葛飾北斎を顕彰するとともに、新たな地域活性化拠点となる「すみだ北斎美術館」を、生誕の地と言われている本所割下水(現墨田区亀沢)に建設する。プロポーザルで選ばれた妹島和世建築設計事務所による斬新な設計の建物は、幾多の困難を乗り越えて7月末に本格着工を迎える。

【けんちくのチカラ】「松井建設営業部長で俳優」の 直江喜一さんと劇場HOPE


「まさか当社(松井建設)の施工した劇場で、自分が主役の芝居をするとは思ってもいませんでした。『3年B組金八先生』の役者仲間が結んでくれた縁です。うれしかったですね」。松井建設北陸支店営業部長で俳優の直江喜一さんは、一昨年11月から12月の2週間、東京・中野の「劇場HOPE」で、主役を演じた劇団JAPLINの公演『でんすけ』を振り返ってそう話す。同劇団所属の俳優、大仁田寛さんが『金八先生』の「同窓生」で、大仁田さんに声をかけられ客演した。「劇場HOPE」は劇団とのつながりはあったが、直江さんにとっては偶然。「70人ほど(72席)のキャパでして、お客さんが本当に間近で一体感を持てました。『でんすけ』のような芝居にはちょうど良い大きさではないでしょうか。住宅街の中にある異空間という雰囲気も魅力的です」 

2014/07/24

【続報!ポケモンパーク】安心して家族で遊べるインドア空間へ 伊東豊雄氏らの意気込み

子どもたちが安心して遊べる場を--。福島県南相馬市鹿島区の鹿島小学校南側に「砂遊び」をテーマとしたインドアパークをつくろうという「みんなの遊び場プロジェクト」が動きだした。震災で被災した子どもたちの支援に取り組むTポイント・ジャパンが提唱し、これに賛同した複数の企業がそれぞれの力を結集して、さらに大きな支援の輪を広げようという、このプロジェクト。今回はTSUTAYAとヤフー、建築家の伊東豊雄氏と柳澤潤氏、南相馬市のプロジェクトメンバーに加えて、国内外で高い人気を誇る「ポケットモンスター(ポケモン)」の被災地支援活動“POKEMON with YOU”との共同プロジェクトとなる。

【ミクロネシア友好】77年前からのご縁 ザビエル高校の生徒が馬淵建設を表敬訪問


NPOミクロネシア振興協会(会長・宇津野和俊菊川工業会長)が取り組んでいる「ミクロネシア連邦と日本の架け橋となる人材育成(交流)プロジェクト」の一環として、ザビエル高校の生徒2人が22日、馬淵建設(横浜市南区、馬淵圭包社長)を表敬訪問した=写真。生徒は同社が社会貢献事業として実施した母校の無償改修に礼を述べ、馬淵社長は日本との友好が深まることに期待を寄せた。

2014/07/23

【誕生秘話】50年間、ニューオータニにいまも残る初代ユニットバス

ホテルニューオータニ(東京都千代田区)に、竣工当時の浴室が今も残る部屋が1室だけある。東京オリンピックを1カ月後に控えた1964年9月に竣工し、当時は日本初の超高層ホテルとして話題を呼んだが、それ以上に大幅な工期短縮を実現した施工力に大きな注目が集まった。「まさに施工者・大成建設の挑戦であったが、われわれも同じだった」と、東洋陶器(現・TOTO)の技術スタッフとして当時の建設プロジェクトに携わった進藤正巳さん(75歳)は振り返る。

【本】美しさは屋根にあり 『屋根の日本建築』著者、今里隆氏に聞く

「日本の山里に行くと、遠くにまず見えてくるのが一際高い瓦葺きの寺の屋根。近づいて行くと点在する茅葺き屋根の民家や農家が見えてくる。親鳥とひな鳥のように、寺がその村を抱えて守っているような印象を受ける。美しい景色だと思う」
 著者である建築家の今里隆氏は、失われつつある日本の風景に欠かせないのが屋根だと言う。恩師の建築家・吉田五十八から学び、60余年の建築人生で培った信念の一つが「日本建築の美しさは屋根にある」という思いだ。

【復興版】1万平方mの屋根を構造で実現するコンペ 「かもめの翼」に最優秀 【記者コメ付き】

日本建築構造技術者協会東北支部(JSCA東北、加藤重信支部長)は19日、仙台市青葉区の東京エレクトロンホール宮城でJSCA法人化25周年記念事業東北構造デザイン発表会2014を開いた。初の構造デザインコンテストでは、実務者の部が野本篤史氏(NTTファシリティーズ)の『かもめの翼』、学生部の部では吉川尚哉氏(東北大)の『しるし』がそれぞれ最優秀賞に選ばれた。
【執筆者より:金箱会長が「専門家の常識を打ち破る提案」と称えた最優秀の「しるし」など、特に学生の部で独創的なデザインを実現しようと苦闘した後が伺えた。意匠デザインの賞は数多くあるが、学生が構造デザインに目を向けるきっかけとして広がって欲しい】

2014/07/22

【第55回BCS賞】15作品を一挙掲載!! 表彰式は11月14日、日建連


日本建設業連合会(中村満義会長)は18日、「第55回BCS賞」として応募作品55件の中から「シティホールプラザ アオーレ長岡」など計15件(うち特別賞2件)を選定した。特別賞には「東京駅丸の内駅舎保存・復原」と「東京スカイツリーR東京スカイツリータウンR」が選ばれた。表彰式は11月14日に東京都千代田区の帝国ホテルで開く。近年は、学校施設の応募が多かったものの、今回は応募作品中、複合施設が16件と最も多く、周辺環境や街並みへの配慮、地域との融合など新たな取り組みも目立った。また、15件中9件と、受賞作が東京都内に集中したのも特徴だ。写真は「シティホールプラザ アオーレ長岡」。

【復興現場最前線】1年で劇的変化した三陸沿岸道路を現地リポート

まちづくりなどの事業の一部で、復興の速度が遅いとの指摘がある一方、復興へのリーディングプロジェクトに位置付けられ、異例のスピード感を持って事業が進められている三陸沿岸道路。東北地方整備局南三陸国道事務所が所管する釜石山田道路・大槌地区現場の1年前と今を見比べながら、“スピード感”あふれる現場力を報告する。

【作業服一新!】iPad miniも収納できる! 立襟タイプでキリリ 戸田建設


戸田建設は、全国の作業所職員が着用する作業服を一新する。「新たな価値創造を目指す」という同社の経営理念を踏まえ、建設業界では珍しい、立襟タイプのスタイリッシュなデザインを冬服に採用=写真。社風である誠実さ・堅実さを作り上げてきた従来のベージュ色を基本にしながらも、新たな戸田建設へ向けての元気や活力を示すオレンジ色をアクセントに加えた。夏服も従来より機能性・安全性を高めた作業服にリニューアルした。

2014/07/20

【BIM】施工で使いやすいモデルをいかに設計で作成するか 五洋が目指すBIM

「自分たちの仕組みに合ったBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の構築に力を注ぐ」と、五洋建設の中村治男BIM推進室長は焦点を絞り込む。国土交通省のBIM試行プロジェクトである前橋地方合同庁舎の工事受注を機に、社を挙げて取り組むことを決め、BIMコンサルタント会社のペーパレススタジオジャパン(福岡市、PLSJ)とも業務提携を結び、推進体制を整えた。五洋建設の目指すBIMを追った。図は前橋合庁のBIMモデル。

【現場の逸品】圧倒的涼しさ! 発泡スチロールなしで衝撃吸収するヘルメット

「目からウロコだった」と話し始めるのは、谷沢製作所営業部の樫本知史課長。3年の歳月を経て商品化した建設現場向け保護帽『エアライト』には、ヘルメット内部に欠かせない衝撃吸収の発泡スチロールが存在していない。保護帽の規格化から40年以上経過するが、初めてのことだ。発売と同時に「問い合わせ件数は従来の10倍以上」と対応に追われている。

2014/07/19

【素材NOW】促進法効果ジワリ 家具、建材に地場木材の活用広がる

家具や建材のメーカーで地場木材の活用が広がっている。2010年に施行された公共建築物の木材利用促進法が背景にある。自治体では率先して地場木材の活用に乗り出し、公共施設に設置される家具や壁材などの採用例も出てきた。

【竹中大工道具館】10月4日、新館オープン! 博物館そのものにも匠の技凝縮

移転のため一時休館していた竹中大工道具館が10月4日にオープンする。新館は地下2階地上1階建てで、延べ床面積は旧館の1.8倍となる1884㎡。所蔵点数は3万500点(常設展示は約1000点)。実物大模型や映像を充実させ、さまざまな道具を五感で理解できるよう工夫されている。写真は外観。

【メンテ日本】中部地整がNETIS技術を積極採用 施工段階からの長寿命化

新設の時代からメンテナンスの時代へと転換した日本のインフラ。いまや設計から施工、維持管理、補修までにかかわる誰もが、構造物の長寿命化と無関係ではいられなくなっている。こうした時代の転換期に発注された国土交通省中部地方整備局の「平成24年度1号静清川合高架橋西地区PC上部工事」では、施工段階からの長寿命化対策が行われ、“メンテの時代”ならではの新技術が採用された。写真は大日本土木の中田氏(右)と森氏。

2014/07/18

【鹿島のHP】「強い!」をテーマに医療・福祉施設を紹介 シースルーMRI室も

鹿島は、医療・福祉施設に関するホームページを全面刷新した。サイトで特徴的なのは、「先端医療分野に強い! 一歩先の医療空間」「リスクに強い! 安全・安心の実現」「変化に強い! 施設を効率的に利用」と、「強い!」をテーマにした技術紹介だ。サイトはこちら。(http://www.kajima.co.jp/tech/healthcare/)

【建築】教育と実務つなぐプラットフォームを東北に 櫻井一弥氏に聞く

日本建築学会の2014年度・特色ある支部活動に採択された「東北地方における建築デザイン教育の質的向上に向けた、教育機関と設計実務界をつなぐ教育プラットフォームの構築」事業がスタートした。東北地方を中心にプロフェッサー・アーキテクトとして活躍し、事業推進の中心的役割を担う櫻井一弥氏(東北学院大教授、SOYsource建築設計事務所主宰)にねらいや活動方針などを聞いた。

【太陽の塔見える!】新タイプ水族館も! 三井不がエキスポランド跡地に複合施設

三井不動産は、「(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業」の建設に着手した=写真は完成パース。17日に大阪府吹田市の現地で起工式が行われた。設計は竹中工務店、施工は竹中工務店・竹中土木JVが担当。2015年秋の開業を目指している。

【イケア仙台】東北に大型店舗が初お目見え! 仙台市と防災協定も

イケアジャパン(千葉県船橋市)が、鹿島の設計・施工、久米設計の監修で仙台市の副都心・あすと長町に建設していた、国内で8番目、東北では初めてとなる大型店舗「IKEA仙台」が17日にオープンした=写真。開店前には多くの市民が長蛇の列をつくり、同店舗に対する関心の高さをうかがわせた。

【ポケモンパーク】南相馬市に世代超えた遊び場 伊東豊雄、柳澤潤氏が設計


Tポイント・ジャパン、TSUTAYAカンパニー、ヤフー、建築家の伊東豊雄、柳澤潤の両氏、福島県南相馬市は、18日から人気ゲーム「ポケットモンスター(ポケモン)」の被災地支援活動「POKEMON with YOU」と共同で、同市にポケモンと遊ぶことのできるインドアパークをつくる「みんなの遊び場プロジェクト」をスタートする。

2014/07/17

【本】伊東豊雄著『PLOT05』 設計と利用者つなぐ「調停者」の限界とは

本書が取り上げるのは、伊東豊雄建築設計事務所が手掛けてきた『多摩美術大学図書館(八王子キャンパス)』『座・高円寺』『台湾大学社会科学部棟』の3プロジェクトだ。設計初期から工事中、完成に至るまでの経緯を豊富なスケッチと模型で紹介し、そのデザイン、構造、施工を伊東氏を含む関係者が対談形式で振り返る。

【建築】画家の流麻二果さん 十二単のアートワークが彩る麻布図書館

改築中だった東京都港区立麻布図書館が7月1日にオープンし、1階エントランスから最上階の5階まで、画家の流麻二果(ながれ・まにか)さんの絵画などを配置したアートワークが注目を集めている。

【教育復興応援団】安藤忠雄氏ら11人が福島県双葉郡で特別授業

福島県双葉郡に来春開校予定の県立中高一貫校で、宇宙飛行士の山崎直子氏、建築家の安藤忠雄氏ら各界で活躍する11人が特別授業を行うことになった。復興庁の小泉進次郎政務官が福島県郡山市を訪れ、明らかにした。

【進撃】ぐんケンくん、ゆるキャラグランプリに参戦! 建設業界の星となるか!?


群馬県建設業協会(青柳剛会長)のイメージキャラクター・ぐんケンくんが、ゆるキャラ日本一を決める『ゆるキャラグランプリ2014』に近く正式に立候補し、建設業界の応援を求める。青柳会長は、「群馬県内だけでなく全国の建設業界の皆さまにも応援してもらいたい。エントリーの際は出陣式を開きたい」と、参加を後押しする方針だ。

2014/07/16

【鴻池組】「全断面追尾式穿孔誘導システム」搭載! 3ブーム・ジャンボ開発

鴻池組は、発破工法を採用する山岳トンネルにおいて高速安全施工を可能とする「全断面追尾式穿孔誘導システム」を開発した=写真。このシステムを搭載した3ブーム・ジャンボを鉄道建設・運輸施設整備支援機構九州新幹線建設局発注の九州新幹線(西九州)新長崎トンネル(東)他工事に導入しており、今後はシステムのさらなる高度化を図るとともに、大型トンネルの受注案件に積極的に採用していく方針だ。

【農業女子的トイレ】アイデア満載! バイオタイプで休憩スペースにも ニッケン

レンタルのニッケンは、年間を通じて農業に従事する女性を応援するため、「農業女子的トイレ」を開発した=イメージ。
 くみ取り作業や洗浄水が不要な自然環境に優しいバイオタイプを採用。トイレだけでなく、「ちょっとした休憩もできるようなスペースにしてほしい」という意見を反映させたスタイルとした。

【with Dam Night】ダムよ、大志を抱け! 技術者とマニアによるシンポジウム


ダム工学会の4年目を迎えたイベント「with Dam Night」が14日、東京都中央区の日本橋社会教育会館で開催され、一般市民を中心に約150人が集った=写真。
 ダム技術者とダムマニア・ファンによる、ダムの魅力を発見・発信するシンポジウムで、今回のテーマは「Dams,Be AMBITIOUS」。

2014/07/15

【熱中症】スポーツ飲料/経口補水液「飲み分け」て予防 味の素が提唱

熱中症による年間死亡者数は毎年20人前後で、その半数を建設業が占めている。熱中症を防ぐ重要なポイントは、暑さを避けることと、水分や塩分を適切に補給することの2点。このうち水分・塩分補給に対し食品メーカーである「味の素」は、発汗量など、状況にあわせてスポーツ飲料や経口補水液を飲み分けることが重要だと指摘する。スポーツ飲料は塩分が少なく、糖分が多い。つまり、糖分でエネルギーを補給するというイメージであるのに対し、経口補水液はスポーツ飲料に比べて塩分が濃い。組成も体液に近く、しかも体液よりも浸透圧が低いため水分の吸収が早く、脱水症状から早く抜け出せるのが特徴だ。

【JR東北縦貫線】新幹線の上に新線! 夜間だけの難工事が無事故・無災で完成

東日本旅客鉄道会社(JR東日本)は、東京~上野間約3.8㎞を対象とするJR東北縦貫線(上野東京ライン)の工事が完成、12日に現場見学会を開いた。報道関係者と地元住民ら約70人が参加した。写真は秋葉原側の高架橋新設部。

【あの時買っていれば…!】コマツが長期保有株主にオリジナルミニチュア進呈


コマツは11日、取締役会を開き、同社株式を長期保有している株主に感謝品として「オリジナルミニチュア(非売品)」を進呈することを決めた。初回が2015年1月、2回目以降が毎年7月下旬から8月ごろに発送する。

2014/07/14

【潜入】ダム好きトークライブ!「ダムナイト6」におじゃましてみた


 7月13日、東京・お台場のネットとリアルをつなぐ飲食店TOKYO CULTURE CULTURE(カルカル)で、「ダムナイト6」が開かれた。建設通信新聞の電子メディア局としては、この魅惑のダムナイトの全貌をお届けしないわけにはいかない!と、わたしKTが、局を代表して潜入することになった。
 今回のダムナイトは、ダムライターの萩原雅紀さんがコーディネーターとなり、マニアでダムカレーに命を燃やす宮島咲さん、ダム愛好家の星野夕陽さん、「DamJapan」管理人のダム王子・琉(RYU)さんの3人が、パネルディスカッション形式で、100人を超えるダムマニア兼観客の方を楽しませるというイベントだ。(※編注、琉さんのサイト名を間違って記載していました。修正済みです。すみません)

【チョイカジパパ】男性も家事しやすい住まいを提案 旭化成ホームズ


パパの5割は、洗濯ものを干す--。旭化成ホームズは、「いまどき30代夫の家事参加の実態と意識」の調査結果をまとめた。共働きが多数派を占める“ポスト団塊ジュニア世代”夫婦の家事や、子育て分担の実態や意識を調査した結果、夫の家事参加が大幅に進んでいる一方で、意識はあっても家事を上手にできない「チョイカジパパ」が多いことが分かった。調査結果を踏まえ、夫目線を入れた住宅など、夫婦が家事協力しやすい住まいの提案につなげる。

【北海道開発局初!】参加要件に女性技術者配置 札幌開建改修工事で試行

北海道開発局は、女性技術者の登用を促すためのモデル工事を営繕部発注の札幌開発建設部改修14建築その他工事で試行することとし、10日付で一般競争入札を公告した。開発局が女性技術者の配置を参加要件に求めるのは初となる。

【台風8号】長野県南木曽町にTEC-FORCE派遣 被災状況を調査

中部地方整備局は11日、台風8号で土石流被害を受けた長野県南木曽町にTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)の第1陣(12人)を派遣した。ヘリコプターと地上で被災状況調査などを行っている。

2014/07/13

【建築】第1回吉田桂二賞 神家昭雄氏の「カイヅカイブキのある家」が受賞

木造建築の保存活動などに取り組む建築家の吉田桂二氏が創設した「吉田桂二賞」の第1回授与式が4日、東京都千代田区の学士会館で開かれた。全国から38点の応募があり、このうち岡山県内の木造住宅「カイヅカイブキのある家」が受賞作品に選定され、設計を担当した神家昭雄氏(神家昭雄建築研究所)に表彰状と記念品が手渡された=写真。

【コラボ企画展】建築と生け花が相互に影響する空間 岡村製作所の「波・紋」

家具・インテリアメーカー大手の岡村製作所は、8日から東京都千代田区のニューオータニガーデンコートのオカムラガーデンコートショールームで建築家と建築以外の分野の表現者がコラボレーションする企画展「オカムラデザインスペースR『波・紋』」を開催している。12回目となる今回は、建築家の古谷誠章早大教授が展示会場の設計、銀閣寺慈照寺研修道場花方教授珠賓の佐野玉緒氏が会場に展示する生け花を担当した。

【現場の逸品】現場で直接帳票入力!! iPadアプリで検査業務7カ月短縮

現場の記録や報告をまとめる帳票作成業務は通常、事務所に戻ってから行われ、残業につながりがち。業務の流れも、一度現場でとったメモや写真を、パソコンに転記し整理するという二度手間になっている。

2014/07/12

【BIM】まさに現代の「点の記」! 3Dスキャナ背負い山を登る社長

よく大きな箱を背負って山を登っている。箱の中身は長距離3次元レーザースキャナー。他の荷物を合わせると70㎏に及ぶ。運び込むのは奥地にあるダムや橋梁などを見渡せるさらに奥地。3次元計測を専門とする三重計測サービス(三重県四日市市)の横山薫社長は全国のへき地を飛び回る日々を過ごしている。「依頼が殺到する中で、個々の顧客からは体を気づかっていただく」ことも少なくない。それだけ3次元計測の効果は大きいが、代わりになる人材は少ない。

【国交省】相場観つかむ! エレベーター設備工事の価格情報をDB化

国土交通省が、3月末からエレベーター設備工事価格等情報データベース(DB)の運用を始めた。エレベーター設備工事を発注する国や都道府県・政令市、独立行政法人の工事概要や予定価格などが網羅され、エレベーターの仕様ごとにどういった予定価格や落札価格となったかが分かるようになった。自治体の発注などで見積もりや応札が少ない中、発注の際に予定価格を設定する上で相場観をつかむ参考となっている。