2014/06/11

【素材NOW】現場でも大活躍の予感! 女性用仮設トイレ「おりひめトイレ」

積水ハウスが仙台市と共同で開発した女性用仮設トイレ「おりひめトイレ」。お披露目となった5月の仙台国際ハーフマラソン大会では宮城野原公園総合運動場内に設置され、数多くの人々に利用された。他県に加え、ゼネコン、リース会社、イベント会社なども視察に訪れたという。

 内閣府男女共同参画局の防災・復興に向けた指針では、トイレの設置に女性や子供への配慮が記され、国土交通省が掲げる建設業への女性進出では、女性の働きやすい環境整備としてトイレ整備の必要性が示されている。同社は自社の女性従業員に、仙台市内の女性デザイナーを加えたメンバーで開発を進めてきた。

内部の様子
さまざまな機能を搭載
幅は2113mm、奥行きは1476mm、重量は約500㎏。仮設トイレでありながらベビーチェア、防犯ベル、除菌スプレーまで付いた豪華なハイスペックの仕様だ。水洗であるため、どこにでも設置できない条件付きだが、7月には仙台七夕まつりでも設置が予定されている。

外観
現在は1台しかなく、普段は東北工場内の倉庫に保管している。要望があれば全国どこにでも繰り出すそうだ。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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