2014/05/06

【日建連】業界の社会貢献活動を凝縮 海外事例含め冊子化!

日本建設業連合会(中村満義会長)は、日建連と会員企業が実施している社会貢献活動の事例を『日建連の社会貢献活動』と題した冊子にまとめた。各社が独自の取り組みを進めるなど活動に多様性が見られたほか、海外での取り組みも目立った。
 冊子は、日建連が取り組んでいる社会貢献活動、日建連社会貢献活動協議会(山内隆司会長)の会員52社の活動、同協議会会員以外の日建連会員企業41社の活動をそれぞれ掲載した。
 日建連と社貢協の活動では「東京2020オリンピック・パラリンピック招致活動資金募金」、出雲大社「平成の大遷宮」奉賛金、ジャパン・プラット・フォームを通じたフィリピン台風ハイエン被災者支援活動募金など計28件の寄付活動などを掲載した。
 社貢協の会員企業とそれ以外の企業の活動では、地域イベントの参加や地域の清掃活動参加、現場見学会のほか、インターンシップの受け入れ、トップアスリートの応援、スポーツ大会への協賛、津波災害を想定した近隣保育園との園児避難誘導訓練など防災訓練への参加、大学での講義などバラエティーに富んだ内容となった。
 海外を対象とした取り組みでは、▽台北市での環境表彰受賞(熊谷組)▽オランダ・ユトレヒト応用科学大学生への耐震技術講義(佐藤工業)▽富山・婦中地区の中学生によるシンガポール地下鉄現場見学(同)▽インドネシアでの書籍寄付(清水建設)▽寄付機能付き自動販売機でのボルネオへの寄付(大成建設)▽ワールドコラボフェスタへの参加(大日本土木)▽パレスチナ・ジェリコ市でのサッカー大会主催(同)▽バヌアツ共和国での作業所周辺道路補修(同)▽タイでの小学校清掃・整備(竹中工務店)▽2013年11月の台風災害に対するベトナム・クアンガイ省への義捐金寄贈(鉄建)▽タイ・ラオスへの救援衣類送付(東亜建設工業)▽マリ共和国への衣料品提供支援(東急建設)▽海外日本人学校の教育カリキュラムへの協力(同)▽アフガニスタンの留学生の施設見学会(日本国土開発)▽ミクロネシア連邦・ヤップ島での若者学習プログラムへの協賛(前田建設)--など、多方面での活動が目立った。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

0 コメント :

コメントを投稿