2014/04/29

【現場の逸品】温度計まで内蔵した「精密型ひずみセンサ4100シリーズ」

インフラメンテナンスの要素技術として、ひずみセンサーに注目が集まっている。米ジュエル社の「精密型ひずみセンサ4100シリーズ」は、計測レンジが3000マイクログラムの高精度センサーだ。耐久性に優れ、長期間にわたる計測が可能。簡単に取り付けられ、一度取り付けた後に設置場所を変更することもできる。
 ひずみ計測は温度の影響を受けるため、従来は温度センサーを合わせて取り付ける必要があったが、同シリーズでは温度センサーを内蔵し、温度変化にも容易に対応できる。
 主な仕様は、計測レンジが3000マイクログラム、分解能が0.4マイクログラム、直線性がプラスマイナス0.5FS、使用温度範囲がマイナス20度からプラス80度。サイズは64mm×12.7mm。
 国内では、パシコ貿易(東京都文京区、松崎公男社長)が、日本総代理店として4月から販売を開始した。
 高精度の精密級でありながら低価格を設定している。建物の長期的計測による安全管理、鋼橋やコンクリート橋の計測監視、地震を含めた地盤の計測監視などへの適用を見込んでいる。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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