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建設工事の動きDigital

建設専門紙が本気でつくった工事データベース

2014/02/28

【記者座談会】品確法の改正 担い手の確保・育成のためには?

20日に開かれた自民党の公共工事契約適正化委員会では、品確法の改正案が了承された
A 「公共工事の品質確保の促進に関する法律(品確法)」の改正に向けた議論が大詰めだ。
B 自民党の公共工事契約適正化委員会が20日に開いた会合では、条文として盛り込む具体的な文言も示された。昨年12月に作成していた法律改正の方向性から書き加えた条文も多い。基本理念を示した第3条では、将来にわたって公共工事の品質を確保するためには、その担い手を中長期的に育成・確保しなければならないことを盛り込んだ。その基本理念を実現するために、国と自治体が公共工事の品質確保に向けた施策実施を連携していくことも第6条として新設している。

【新千歳空港】深夜作業で耐震化! 大規模災害から守る

大規模地震災害への対応が全国的に求められている中、北海道の空の玄関口である新千歳空港では、空港施設の耐震化が進められている。地震発生時の被害を小さくし、早期に空港を再開できるようにするため、滑走路と誘導路地下にある河川函渠の耐震補強工事や、周辺地盤の液状化対策工事に取り組んでいる。特に液状化対策工事は、航空機の発着がなくなる午後11時から午前6時までの真夜中の作業を余儀なくされ、事業主体である北海道開発局札幌開発建設部は計画的な工程で工事に当たっている。秋葉洋一千歳空港建設事業所長は「大規模災害時に空港機能を維持するため、工事を進めている。厳しい作業だが、北海道と日本の経済活動を支えるため努力している」と話している。

【妹島和世】21日に福岡県美しいまちづくり建築賞で特別講演

妹島和世氏(photo:Rama)
福岡県と福岡県建築住宅センターは3月21日、福岡市中央区大名の西鉄グランドホテルで、福岡県美しいまちづくり建築賞特別講演・受賞作品発表会を開く。時間は午後2時から。建築CPD(継続教育)制度認定プログラムとなる。

2014/02/27

【建築】5大学対抗コンペでネット・ゼロ・エネルギー・ハウス競う

 未来の省エネ住宅はどんな姿になるのか、日本から新しい省エネ住宅を考えてほしい--東京大学、千葉大学、早稲田大学、慶応義塾大学、芝浦工業大学が、企業と協力して省エネ住宅建設に挑戦する5大学対抗コンペティション「エネマネハウス2014」が1月末、東京都江東区の東雲駐車場で開かれた。参加大学に求められたのは、アジア新興国への海外展開を見据えた、エネルギーを地産地消する住宅ネット・ゼロ・エネルギーハウスの提案だった。

【大河原メカ、稲城に立つ!】稲城長沼駅に観光発信拠点整備

大河原氏デザインの稲城市イメキャラ・稲城なしのすけ
東京都稲城市は、2014年度新規事業として、観光発信拠点整備に向けた検討に着手する。高橋勝浩市長は、25日の定例会見で、昨年末に連続立体交差事業が完了し高架化したJR南武線の稲城長沼駅周辺に同拠点を整備する方向で検討する考えを明らかにした。また、拠点整備の一環として、アニメーション業界におけるメカデザイナーの第一人者である大河原邦男氏の代表作の大型モニュメント製作に向けた設計委託にも着手する考えだ。梨やぶどうなど市の特産品などと、“メカデザインのまちINAGI”を融合した観光発信に注力した新たなまちづくりを推進していく。14年度予算案に、モニュメント設計委託費約550万円、調査・研究費5万円を新規計上している。

【女子力輝く】現場最前線の経験語る 日建連が女性活躍フォーラム

東京都中央区の東京証券会館で25日に開かれた日本建設業連合会の「女性活躍フォーラム」のパネルディスカッションでは、ゼネコン5社で活躍している女性総合職が現場、設計、営業、企画などの一線に携わる視点から「人の目に触れにくいが現場が楽しい」「言葉が感覚的に受けとめられないよう男女の共通言語を模索している」「工期1年の現場を取り仕切り、やり遂げた」などと活発に意見を交わした。また各社が女性社員の交流会や研修に取り組んでいる実態も明らかになった。

2014/02/26

【シンポジウム】ダム力(りょく)を探る! 既設ダム再生がもたらす可能性

NPO法人美し国づくり協会主催のシンポジウム『ダム再生-期待される多彩な機能増強』が25日、東京都文京区の文化シヤッター・BXホールで開かれた=写真。洪水調節や生活、産業用水の供給といったダムの“本業”に加え、近年社会的な要請の高まっている景観・観光やエネルギー分野なども含め、既設ダムの再生がもたらす『ダム力』を検証。約150人が講演に耳を傾けた。

【ガチバトル】黒部ダムVs宮ケ瀬ダム! その魅力を語る

土木学会のトークイベント「黒部ダムVs宮ケ瀬ダム-人を惹きつける魅力はどこに-」が24日、東京・四ツ谷の同学会で開催され、年間100万人が訪れる両ダムの人気の理由を分析しながら、他のダムへの展開のヒントを探った。

【アートコンクール】絵を描く楽しみを応援! 三菱地所

三菱地所は21日、東京都千代田区の丸ビルホールで、障がいのある子どもたちの絵を描く楽しみを増し、可能性の発見を応援する絵画コンクール第12回「キラキラっとアートコンクール」の表彰式を開いた。優秀賞50作品を描いた子どもたち一人ひとりに同社の杉山博孝社長が表彰状を手渡した=写真。同コンクールは2002年から開催、芸術・文化の振興に貢献した企業や企業財団、団体などを顕彰する「メセナアワード 2013」で文化庁長官賞を受賞している。

2014/02/25

【建築】近畿圏合同卒業設計展 最優秀に小林さん(神戸大)

最優秀の「北木砕石トポフィリア」模型
京都建築学生之会(田村賢太代表)は22日から24日までの3日間、京都市左京区の京都市勧業館みやこめっせで、近畿圏合同卒業設計展「Diploma×KYOTO’14」を開催した=写真。1989年の同会発足以来、23回目となる合同展覧会で、三重大を含む20大学、211人が作品参加した。総合資格などが特別協賛した。

【ヤギプロジェクト】「低炭素杯2014」一般審査特別賞を受賞 鹿島

※写真はイメージです(photo:miya)
鹿島の「ヤギプロジェクト」が14、15日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれた「低炭素杯2014」で、来場した一般審査員の投票が最も多く寄せられた団体に贈られる一般審査特別賞に輝いた。同社では引き続き、低炭素社会へ貢献するとともに、環境負荷の低い緑地管理手法としてだけではなく、都市住民の癒しの空間にもなり、景観の向上、生き物との触れ合いなどによる生活の充実を図る手法として、ヤギプロジェクトを積極的に提案していく。

【未来の仲間に!】科学ライブショーで建設の仕事を紹介 日建協

日本建設産業職員労働組合協議会(日建協、植村芳輝議長)は、東京都千代田区の科学技術館で開かれた科学ライブショー「ユニバース」にゲスト出演した。小学生を中心とした家族連れを対象に「くらしを支える建設のしごと」と題して社会資本整備の大切さと建設の仕事を紹介した=写真。

2014/02/24

【Twitter開始】除雪作業の“なう”伝えています! 群馬県建設業協会

会員企業から送られる映像が、続々投稿される
群馬県建設業協会(青柳剛会長)は、Twitter(ツイッター)による除雪作業の進捗情報の提供を開始した。19日に開設し、14、15日の豪雪で特に被害が大きく、孤立した群馬県上野村や南牧村などを中心に、会員企業の除雪作業の進捗状況を伝えている。最前線で奮闘する建設企業が情報発信し、被害を受けた県民の生活に役立ててもらう考えだ。

【地域サポート】日本道路の梼原出張所、地元産材でぬくもり建て替え

日本道路四国支店の梼原出張所(高知県梼原町)は昭和40年代の開設以来、道路の維持・修繕などを通じて安全・安心な地域づくりをサポートし続けている。2013年12月に完成した新たな事務所は地元産材を多用して建て替えた。同事務所の梶原義之所長は、「地元へのお返しが少しでもできれば」という思いから、「建て替えの相談があった際にぜひとも木造でやりたい」と提案したという。周囲の景観に融け込む木造2階建ての事務所は、地元林業の活性化にも一役買っている。

【屋上はらっぱ】廃材使い「町の空き地」を屋上に再現! 鹿島と千葉大

鹿島と千葉大学は21日、東京都中央区の八重洲ブックセンター本店屋上で、共同開発した新たな屋上緑化技術「屋上はらっぱ」をワークショップ形式で施工した=写真。千葉大の学生7人に加え、来日中のシンガポール国立大学の学生6人が参加し、埼玉県の放置竹林から伐採した竹材を2m四方に組み、東日本大震災で被害を受けた宮城県のカキ養殖地から提供されたカキ殻なども使って3ユニット計12㎡の屋上ガーデンを設置した。

2014/02/23

【マンション業界初!】居住者と事業者つなぐTV情報配信サービス導入

大京は19日、横浜市南区で建設を進めている「ライオンズ横浜上大岡ガーデンシティ」の施設概要や販売スケジュールなどを発表した。同施設は、マンション業界で初めて住民向けの情報コンテンツを集約する「スマートコミュニTV」を採用。「太陽光全量売電」などの環境配慮や居住者の快適性を高めている。販売開始は3月下旬。2015年1月の竣工、同2月の入居開始を予定している。

【若手がんばれ】安心して長く働ける環境づくりに優秀技能者表彰

東京都鉄筋業協同組合(館岡正一理事長)は、満35歳以下で登録鉄筋基幹技能者の資格を保有し、社会保険に加入している若年技能者を表彰する「優秀若年技能者表彰制度(名称・ヤングマイスター)」を立ち上げ、初めての表彰者として7人を選定した。1月29日の定例会後の懇親会で、館岡理事長が表彰状などを手渡した。優秀な若年技能者を表彰することで、若年者が働き続ける環境づくりにつなげたい考えだ。

2014/02/22

【fib賞】竹中が連続受賞 150Nコンクリを採用した「パークシティ武蔵小杉」

竹中工務店が設計施工を手掛けた『パークシティ武蔵小杉』(=写真、川崎市中原区)が、2014年国際コンクリート工学連盟(fib)賞の最優秀作品賞を受賞した。世界的に優れたコンクリート構造物を4年に1度表彰する制度で、同社は10年に続き連続受賞となる。

【現場最前線】建築・土木・線路三位一体で指扇駅舎橋上化

東日本旅客鉄道(JR東日本)川越線の指扇(さしおうぎ)駅で、南北の敷地高低差による地域分断を解消するための「指扇駅南北自由通路・駅舎橋上化工事」が東鉄工業埼玉支店の施工で進められている。駅舎橋上化に合わせ、地盤を強化するための土留め工事も実施。軟弱で高低差のある地盤や列車運行への影響、制約された時間という厳しい条件の中で、建築・土木・線路部門が三位一体となった総合力をいかんなく発揮し、難題を克服した。地域の発展に大きく貢献する橋上化工事は、3月9日の北口供用開始を目指し、内装工事が急ピッチで進められている。

2014/02/21

【記者座談会】ゼネコン決算 受注好調 内需型企業に追い風

東京・晴海の五輪選手村建設予定地
A 大手・準大手ゼネコン22社の2014年3月期第3四半期決算が出そろった=3面参照。
B 単体の受注高は、堅調に推移する公共投資に加え、民間設備投資の回復や消費増税による駆け込み需要など主戦場である民間建築が好調だったため、軒並み増加した。期初の通期予想をベースとした達成率は大手4社が88.2%、合併のため前年同期と比較できない安藤ハザマを除いた準大手17社が93.8%と順調に推移している。

【ポイントクラウド】3Dスキャナーで圧倒的に調査効率化!BIM変換も

3Dスキャナーの点郡データ
日比谷総合設備は、3D(3次元)スキャナーを使って、注力するリニューアル分野とソリューション営業を強化する。「現況図がなかったり不備な建物、階高の高い空間や複雑な案件を始め、特に、温度が高く調査環境が過酷な熱源機器まわりでも効率的に調査できる」ことから、「営業ツールとしてのウエートを高めていく」(田家光規東京本店エンジニアリング本部技術企画部長)。墨出し作業と連動した3Dレーザープロジェクターなどへの利用を視野に入れているほか、パノラマビューを竣工図として維持管理に活用したり、ライフ・サイクル・コスト(LCC)展開ツールとして活用していく。

【義捐金寄付】建コン協がフィリピン土木学会へ 台風被害復興に

建設コンサルタンツ協会(大島一哉会長)は、2013年11月に発生したフィリピンの台風30号による被害に対し、会員から募った義捐金400万円を、同国土木学会に被災見舞金として寄付した。廣谷彰彦前会長が2月4日にマニラで、デイビッド・G・サンチェス会長に目録を手渡した。

2014/02/20

【建築】電機大が22日に学生作品講評会! トム・ヘネガンも参加

東京電機大学の千住キャンパス
東京電機大学は21日、東京千住キャンパス100周年記念ホールで未来科学部建築学科・同専攻の展示会「DA Festa2014(東京電機大学建築学科・専攻展)」を開く。大学1年生から大学院生までの作品を展示、22日には外部講師を招き、公開講評を実施する。

【建築】第5回サステナブル建築賞、鹿島などに

鹿島技術研究所本館研究棟
建築環境・省エネルギー機構(村上周三理事長)は19日、東京都千代田区の東海大学交友会館で「第5回サステナブル建築賞表彰式」を開いた。同賞はサステナビリティーに優れた建築物の普及を目的に実施しているもので、国土交通大臣賞に選ばれた事務所建築部門の『鹿島技術研究所本館研究棟』(建築主・設計者・施工者=鹿島)、同賞商業施設その他部門の『東京電機大学東京千住キャンパス』(建築主=東京電機大学、設計者=槇総合計画事務所、日建設計、日建設計総合研究所、東京理科大学井上隆、施工者=東洋熱工業)、同賞小規模建築部門の『六合エレメック本社ビル』(建築主=六合エレメック、設計者=日建設計、施工者=竹中工務店、ダイダン)などの受賞者に表彰状が手渡された。

【若手発信!】やる気と元気のある生コン業者、集結!

生コンメーカーの若手経営者らで構成する元気な生コンネットワーク(GNN)と京都工業組合青年部は14日、京都市下京区の鮒鶴京都鴨川リゾートで、技術勉強会を開いた=写真。会員ら約100人が参加、今回は「GNNに学ぶ素敵なアウト対策のススメ」をテーマに、会員企業の新技術や活動事例などを発表した。

2014/02/19

【現場の逸品】工事現場の立体イラストを簡単作成 メガソフトが評価版公開

メガソフト(大阪市)が無料公開中の3次元CG(コンピュータ・グラフィック)ソフト『建設・土木工事用3Dイラストデザイナー』(評価版)は、工事現場の立体イラストを簡単に作成できる。公開から1カ月ほどで500件を超えるダウンロードを記録している。

【木材利用】東京五輪にも多摩産材を! 公共に率先利用、拡大へ

東京都は、「森づくり推進プラン」改定に向けた中間のまとめを作成した。計画期間は、2014年度から23年度までの10年間。持続的な森林整備と林業振興に向けた施策展開の一つとして、公共と民間の両面から東京の木「多摩産材」の利用拡大を掲げ、20年東京オリンピック・パラリンピック関連施設整備での利用も検討する。今後、都民から募る意見を参考に最終まとめを行い、3月に同プランを改定する予定だ。

【ナガきたサキナガヤ】トニカ北九州講評会最優秀賞に森さん

広田学校長から表彰を受ける森詩央里さん
北九州建築デザインコミュニティtonicaが主催、総合資格学院(岸隆司学院長)などが特別協賛する「トニカ北九州合同講評会2014」が14日から16日まで北九州市の西日本工業大学小倉キャンパスで開かれた。5大学の計36の出展作品の中から最優秀賞に森詩央里さん(九州産業大)の「ナガきたサキナガヤ」、優秀賞に吉田智尋さん(同)の「人と建築がとけあう時。」と山口史さん(同)の「奏でる風景」を選考した。

2014/02/18

【建設現場へGO!】窪田さんの「建設現場への思い現す」ロゴマークに決定!

 最優秀に選ばれた窪田携馬さんの作品
建設業団体や国土交通省、有識者などで組織する「建設産業戦略的広報推進協議会」は17日、昨年末に開設した建設産業の総合ホームページ『建設現場へGO!』のロゴマークを決定した。応募総数49件の中から、東京都在住の学生、窪田携馬さんの作品(=写真)が最優秀に選ばれた。
 同協議会は総合ホームページ(HP)の立ち上げから約1カ月間、キャッチコピー『未来をつくる君たちへ』をイメージしたロゴマークを一般から広く公募。デザイン関係の仕事をしている人から会社員、主婦、学生などさまざまな人から応募があった。

【安藤忠雄】講演会で「職人の重要性」「社会的地位向上」訴える

安藤忠雄建築研究所は15、16日の両日、安藤氏の代表作の一つである複合リゾート施設「淡路夢舞台」(兵庫県淡路市)で、第13回建築技術研修会を開いた。安藤氏のほか、夢舞台の建設にかかわったゼネコンや設備業、造園業、各種メーカー関係者ら約350人が参加し、施設見学やさまざまなレクチャー、講演会などで旧交を温めた。

【日本道路】今治で「切削しない環境舗装」RSM-Hの施工見学会

日本道路は11日、愛媛県今治市の今治市役所駐車場整備工事で採用している、加熱アスファルト系表面処理工法「リフレッシュシールMix-H」(RSM-H)の施工見学会を開いた。見学会には市道路課の職員やコンサルタント会社が参加し、実際の舗装の状況を前に活発な質疑応答が行われた。

2014/02/17

【コンペ】PPP使った東北復興アイデアを海外大学院から募ってみた!

表彰状を受け取るハーバード大学大学院の代表者
東洋大学PPP研究センターは14日、東北復興を官民連携で実現するアイデアを募る「世界の専門家から見た東北復興のための学術コンペ」の講評と優秀校の表彰式を開いた。優秀賞として、第1位をハーバード大学デザイン大学(米国)、第2位を建築・土木・測地学大学(ブルガリア)、第3位をクイーンズランド州立大学(オーストラリア)がそれぞれ受賞した。

【川崎ドリーム】福田市長も驚き! 環境技術で急成長する市内企業

川崎市の福田紀彦市長は13日、環境問題への取り組みを続ける市内企業のショウエイ(幸区)本社を訪問した=写真。今回の訪問は「現場主義」と「対話」を基本姿勢とする市長が技術力の高い企業を視察し、あわせて社員を激励した。

【見学会】喜撰山ダムなど京都の電力施設めぐる 日建連関西

日本建設業連合会関西支部電力委員会(熊木徹委員長)は13日、関西電力の協力を得て電力施設見学会を開いた。喜撰山発電所・喜撰山ダム(京都府宇治市)を中心に、琵琶湖疎水記念館(京都市)、天ヶ瀬ダム(宇治市)を見て回った。会員会社など31人が参加し、電力施設に対する理解を深めた。

2014/02/16

【建築士支援】エージェントが仕事獲得、ネットワークづくりをフォロー

映像クリエーターや医師などのエージェンシー事業を展開するクリーク・アンド・リバー社(本社・東京都千代田区、井川幸広社長)は2013年、建築士事務所に設計案件を紹介し、あるいは建築士を設計組織に紹介する「建築エージェンシー事業」を立ち上げた。ことしは、事業会社を立ち上げ展開を加速する。目標は「建築士の生涯価値実現にある」と話す井川社長に、その考えを聞いた。

【BIM】防衛省が施設管理にIPD(Integrated Project Delivery)提唱

防衛省の管理する施設は膨大だ
防衛施設学会の研究論文発表の場で、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を使った防衛施設管理の有効性が紹介された。発表したのは学会員で防衛省経理装備局施設整備課防衛部員の加藤琢朗さん。学術的視点からの考察ではあるが、防衛施設が抱える課題解決の手段として、BIMの導入によって関係者が共通の価値観で行動するIPD(インテグレーテッド・プロジェクト・デリバリー)コンセプトの導入可能性にスポットが当てられた。

2014/02/15

【現場の逸品】BIMへつなぐ測定器開発 ライカがレーザー距離計開発から20年

『D810 touch』 撮影した画像から円の直径を計測
ライカジオシステムズ社が、1993年に世界で初めてレーザー距離計を開発してから20年が経った。その間レーザー距離計は大きな進化を遂げた。単に測るだけだった距離計はカメラを内蔵し、タッチスクリーンが搭載され、写真を使った測定ができるようになった。建築CADとの連携を主体にした3次元測定の専用機器もリリースされた。現場での作業効率は飛躍的に向上する。

【マーケット断面】石こうボード出荷5億㎡ リーマン水準まで戻る

13年出荷量(10社22工場統計)は前年同期比5.4%増の5億1600万㎡
石こうボードの出荷量がリーマン・ショックが発生した2008年レベルの水準まで戻った。石膏ボード工業会(須藤永一郎会長)の調査によると、13年出荷量(10社22工場統計)は前年同期比5.4%増の5億1600万㎡。消費増税の駆け込みで住宅着工戸数が100万戸近くまで回復したことが押し上げた。

2014/02/14

【記者座談会】新知事誕生、ぶれない都政に期待 大雪対策は?

積雪27センチとなった2月8日の首都圏
A 9日に投開票された東京都知事選で舛添要一新知事が誕生した。都庁内の雰囲気はどう。
B 順当な結果だっただけに冷静な受け止めが多い。何より「知事不在」の状況が解消し、政策のベクトルが定まったから、職員としても「やるぞ」という気持ちになっているのだろう。
C 昨年12月に猪瀬前知事が辞職に追い込まれて、2014年度の予算編成や20年五輪の組織委員会の立ち上げなど、都政にとっても特に重要な時期に「知事不在」の状況が続いていた。止まっていたとは言わないが、これでようやく停滞していた都政が動き出す形になるのでは。

【新入札方式】「いのち貢献度入札」「社会保険の加入など条件」試行 神奈川

 神奈川県県土整備局は13日、入札制度「かながわ方式」の総点検に伴う新たな入札方式の試行を発表した。県民の「いのち」を守る担い手確保を目的とした「いのち貢献度指名競争入札」を導入するほか、総合評価方式では「品質確保保証価格設定型」の試行を拡大する。指名競争入札や設計額1億5000万円以上の一般競争入札には社会保険の加入を条件として求める。3月4日に説明会を開き、2014年度から適用を開始する。

【コンテスト】土木工事写真・最優秀賞に森崎氏、川柳大賞は2句 JCM

最優秀賞に輝いた森崎氏の作品『貫通』
全国土木施工管理技士会連合会(JCM)は、昨年ホームページで公募していた土木工事写真最優秀賞とJCM川柳大賞を決定し、発表した。いずれも今回が初めての試みで、イメージ向上や一般社会との接点を探ったもの。今後、毎年募集し、最優秀賞や優秀賞、入選は隔月刊の機関誌『JCMマンスリーレポート』の表紙や記事として掲載していく。

2014/02/13

【学校建築】教育先進国フィンランド、校舎は自由で柔軟、そして安全に

「誰しも学校の音や匂いを覚えているもの。学校とはただ授業を行う場ではなく、人の考え方に影響を与える環境そのものなのだ」。そう語るのは、北欧・フィンランドで国家教育委員会の主任建築家を務めるレイノ・タパニネン氏。1月28日に文部科学省国立教育政策研究所が開いた文教施設講演会で、フィンランドの公立学校施設について語った=写真。

【卒業制作展】京都工繊大「結び目」テーマ 建築の部は八木さん

右から池田支店長、八木さん、星野さん、古郷さん
京都工芸繊維大学工芸科学部造形工学課程の2014年卒業制作展「結び目」が11日から16日まで、京都市中京区の京都文化博物館本館で開かれている。建築コースと意匠コースの合同展で、建築部門65作品、論文部門38作品、意匠部門28作品が展示されている。大学院建築設計学専攻第9回修士制作展も16日まで、同博物館別館で開催中。両展とも総合資格学院を運営する総合資格が特別協賛している。

【鹿島道路】クウェート行政官招き、舗装の最新技術など紹介

鹿島道路は12日、日本国際協力センター(JICE)が主催する、クウェート国公共事業省の行政官を対象とした「アスファルト舗装技術向上研修」の一環として、埼玉県にある同社の機械センターに9人を招き、最新の工法や技術を紹介した。

2014/02/12

【貫通の瞬間!】九州整備局の東九州道佐伯トンネル

九州地方整備局が建設を進める東九州自動車道(佐伯~蒲江)の佐伯トンネルが8日、関係者待望の貫通を迎え、大分県佐伯市上岡の現地で式典が開かれた。施工は熊谷組が担当。2014年度中の供用を目指す東九州道(北九州~宮崎)の最後のトンネル貫通を祝った。

【竣功】国内初採用、台形CSGの先駆け 沖縄・億首ダム

内閣府沖縄総合事務局が沖縄東部河川総合開発事業の一環として建設を進めてきた億首(おくくび)ダムが完成した。日本で初めて台形CSGダムが採用され、設計・材料・施工を合理化することで、建設コストの削減や環境負荷の低減に大きく貢献した。また、台形CSGダムの特徴を生かし、洪水吐きにラビリンス堰を採用、洪水調節に大きな効果を発揮する。

【前田建設】子どもたちの作品500点集めアート展 2月13日から光が丘で

前田建設などによる光が丘J・CITYアート展実行委員会は13日から18日までの6日間、東京都練馬区の光が丘J・CITYで、アート展を開く。小・中・高校生を中心に、障害のある人の作品も含めた絵画、工芸、写真など約500点を展示するほか、15、16日にはアートワークショップやコンサートなども開く。入場は無料。
http://www.maeda.co.jp/art/h26/index.html

2014/02/11

【追悼】鈴木博之東大名誉教授 気さくで謙虚、凄みと迫力の人

建築史の巨星が逝ってしまった。西洋建築史の第一人者で、建築評論や近代建築の保存で活躍した建築史家で東大名誉教授、青山学院大学教授の鈴木博之(すずき・ひろゆき)氏が3日、肺炎のため死去した。68歳の早過ぎる逝去だった。

2014/02/10

【隈研吾】注目のエコ紙「ストーンペーパー」工場を宮城で設計

紙の代替製品として注目されるストーンペーパーを製造するTBM(東京都港区、山崎敦義社長)は、宮城県白石市に第1パイロットプラント工場の建設を計画、6日に県および市と立地協定を締結した。規模は延べ2800㎡を想定。設計は隈研吾都市設計事務所、設備は日立造船が担当する。建築工事の施工者を選定した後、今春に着工し、秋の完成を目指す。

【日建設計】「働きがいある会社」で9位に! 米国調査機関が選定

日建設計東京ビル(photo:kamemaru2000)
日建設計は、米国を拠点とする調査研究機関が実施した日本における「働きがいのある会社」調査で過去最高となる9位にランクインし、ベストカンパニーに選ばれた。同社はワークライフバランスの増進と知的生産性の向上を進めており、これまでにも2010年、11年、12年の調査に参加、いずれもベストカンパニーに入選している。同調査は、Great Place to Work Institute(GPTW)が世界共通基準のもと45カ国以上で実施している。従業員が無記名で回答する「経営層への信頼」「仕事や会社への誇り」「会社内の連帯」といった設問と、参加企業が回答するアンケートに基づいてランク付けする。今回は過去最多の209社が参加した。

【地域活性化】山本市長もエール! オリエンタル群馬がまちづくりシンポ

オリエンタルコンサルタンツの子会社、オリエンタル群馬(本社・前橋市、中埜智親社長)は、まちづくりと地域活性化に向け本格的な活動を始めた。本社開設を記念して、6日に前橋市の本社でまちづくりシンポジウム「これからのまちづくりを考える-未来を地域とともに」を開いた=写真。シンポジウムは、JR前橋駅の待合室など市内6カ所のモニターに配信したほか、まえばしCITYエフエムがラジオで生放送した。

2014/02/09

【リフォーム】サンゲツが見本帳を発行、「一言コメント」付き!

サンゲツは、住まいのリフォーム向け壁紙や床材の見本帳『リフォーム セレクション 2014-2016』=写真=を12日に発行する。楽しく選べる。安心の機能と豊富なデザインの壁紙100点に加え、使いやすさを追求した床材をラインナップした。