2014/01/21

【東急建設】技研でミニチュア工事疑似体験 ヒカリエの組立てに挑戦

東急建設は18日、相模原市の同社技術研究所で体験見学会を開いた。一般公募した親子8組16人が実験施設を見学し、日本の最高気温や秒速10m以上の風を体験した。また、渋谷駅周辺を再現したミニチュアの建設現場では、ラジコンのタワークレーンやクラムシェルの操作にチャレンジ=写真。親子が現場監督とオペレーターに分かれて、建築・土木工事を疑似体験した。

 冒頭、仁田英夫取締役常務執行役員管理本部長は、「大きなものから木造住宅まで、安心で快適なまちをつくっている。見学を通じて建設業に親しみを持ってもらえればと思ってる」とあいさつした。
 見学者はモルタルでオリジナルのマグネットグッズを製作し、風洞実験室、人工気象室、残響室、無響室などを見学した。風洞実験室では巨大な扇風機から生み出される秒速10m以上の風、人工気象室では日本の最高気温である41度をそれぞれ体感した。
 ラジコン体験は、制限時間8分以内のゲーム形式で実施。タワークレーンの操作では4分割されたミニチュアの「渋谷ヒカリエ」組み立てに親子が協力して挑戦した。
 見学会終了後、沼上清執行役員技術研究所長が「日本の建設技術は世界で一番高度と言われている。見学会を通じて建設業に興味を持ってもらえればうれしい」と参加者に呼び掛けた。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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