2013/07/03

【古式】竹中工務店が「工匠の儀」 草津の小汐井神社御本殿

滋賀県草津市で進められている小汐井神社御本殿等造営工事の上棟祭が6月30日、現地で行われた=写真は社殿完成予想。氏子や工事関係者ら約100人が参列して上棟を祝うとともに、工事の無事を祈った。設計施工は竹中工務店が担当している。古式に則った上棟祭となり、一般的な上棟式における「上棟の儀」を「工匠の儀」として工匠側の竹中工務店が司り、綱引(つなひき)の行ない、奉幣(ほうへい)の行ない、弓矢(ゆみや)の行ない、槌打(つちうち)の行ないなどを進めていった。

続いて、小汐井神社責任役員の井原功氏と伊勢村恭司氏、小林達男建設委員長、竹中工務店京都支店の長谷部斎支店長らが玉ぐしをささげ、上棟を祝った。
 この工事では本殿の改修、拝殿の新築、末社の移築、鎮守の森や境内地の整備を行う。総事業費は約2億円。本殿は、拝殿は木造平屋建て。
 工期は2月18日から10月31日まで。建設地は草津市大路2-2-33。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年7月3日

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