2013/07/23

【構造デザイン賞】満田、村上両氏に決まる 日本構造家倶楽部

大阪府立春日丘高等学校創立100周年記念会館(撮影:鈴木研一)
日本構造家倶楽部(斎藤公男会長)は、第8回日本構造デザイン賞の受賞者を決めた。今回は9件の応募があり、日本構造デザイン賞に満田衛資氏(満田衛資構造計画研究所)の「大阪府立春日丘高等学校創立100周年記念会館」と村上博昭氏(日建設計)の「國學院大學3号館」、松井源吾特別賞には大森博司氏(名古屋大学)が「構造形態創生法の開発とその構造デザインへの貢献」により選ばれた。9月6日に東京都品川区の東京デザインセンターで授賞式と受賞講演会を開く。

國學院大學3号館(撮影:エスエス東京)

芥川プロジェクト(提供:大森博司)
同賞は、建築設計の分野で優れた成果を発揮した構造設計者を顕彰することによって構造デザイン活動の活性化を図り、建築文化の発展に寄与することを目的とするもの。また、構造家としての活動・業績が、社会的・文化的功労の観点から顕著な個人に松井源吾特別賞を贈っている。
 今回の選考委員は、梅沢良三(委員長)、新谷眞人、陶器浩一、小西泰孝、手塚貴晴、乾久美子の6氏が務めた。応募作品は、延べ100㎡から2万0000㎡と幅広く、構造種別はS造、RC造、SRC造、PC造、木造、またこれらの併用構造など、「素材や構造特性を生かし創意工夫がなされた作品」が集まったとしている。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年7月23日

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