2013/05/23

【バックホウ】4次規制に対応! キャタピラーが36t級の油圧ハイブリッド発売

キャタピラージャパンは、6月1日から油圧ハイブリッドシステムを採用した油圧ショベル「Cat336ELH」(36t級)を、国内で発売する=写真。従来機と比べ最大約30%の燃費低減を実現、価格は第4次排ガス規制に対応した機種同士で比べると5%アップに抑えた結果、年間1200時間稼働すれば3年程度で回収できるという。
 同システムは、旋回を停止する際のエネルギーを油圧に蓄え、旋回加速時に放出するため、構造がシンプルという特徴がある。他社はキャパシタやバッテリーに電気として蓄えるため、配線なども必要で複雑となる。
 竹内紀行社長は、36t級がシステム導入の効果が高いと説明、国内で主力商品の20t級は発売時期が未定だが、「いろいろな技術のバリエーションを持っているので、顧客にメリットがある商品を提供していく」と述べた。
 価格は3675万円。東京都江東区で24日まで開かれている環境展に出品している。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年5月23日

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