2013/04/16

【開通】さがみ縦貫茅ヶ崎JCT~寒川北IC 5.1km開通 関東整備局

関東地方整備局は14日、さがみ縦貫道路(首都圏中央連絡自動車道路・圏央道の神奈川県内区間)のうち、約5.1㎞の茅ヶ崎ジャンクション(JCT)~寒川北インターチェンジ(IC)区間の開通式を開いた。3月30日に開通した海老名IC(海老名市中新田)~相模原愛川IC(相模原市南区当麻)区間約10.1㎞と合わせ、県内区間約34㎞のうち、5割に当たる約17㎞が供用開始した。県内区間全体の開通は14年度を目指している。
 寒川町田端地先の寒川南ICで開かれた開通式典であいさつに立った森北佳昭関東地方整備局長は、「関係者の協力のおかげで開通を迎えることができた。広域ネットワーク形成による地域活性化など、さがみ縦貫道路が大きな役割を果たすことを期待している」と述べた。
 来賓の黒岩祐治神奈川県知事は、「さがみ縦貫道路は県や日本全体のエンジンを回す重要な役割を担う。神奈川のパワーを県央から発信し、2年後に迫った全線開通を大きなうねりにしていきたい」とあいさつした。
 今回開通した茅ヶ崎JCT(茅ヶ崎市西久保)~寒川北IC(寒川町宮山)は4車線で整備し、一部区間は近接する相模川などへの影響を考慮したダブルデッキ構造が採用されている。
 圏央道は、都心から半径40-60㎞の位置に計画され、総延長は約300㎞。神奈川県内では、東名高速道路や中央高速道路と連結することで、並行する国道の渋滞緩和や災害時の道路ネットワーク強化などの整備効果が期待されている。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年4月16日

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