2013/04/15

【竣工】“北前船"をイメージした新潟日報社屋「メディアシップ」完成

新潟日報社の新社屋「メディアシップ」が12日、グランドオープンし、1階のみなと広場ステージで「出航式」が開かれた。関係者によるテープカットの後、各種イベントが繰り広げられた。多くの参加者が新たな船出を祝った。設計・監理は石本建築事務所、施工は鹿島・福田組・本間組JVが担当した。
 同施設は、『新たな日本海時代への船出』をコンセプトとし、外観は帆に風を受けて進む“北前船"をイメージしている。規模は地上20階建て延べ3万5717㎡。施設内は同社本社機能のほか、オフィスや商業施設、文化施設が入居。多機能型複合ビルとなっている。
 環境面では、自然通風や太陽光発電のほか、床放射冷暖房、屋上・壁面緑化、雨水・排熱利用、BEMS(ビルディング・エネルギー・マネジメントシステム)などの先進技術を導入。国土交通省の住宅・建築物省二酸化炭素先導事業に採択されるとともに、新潟市のCASBEE(建築環境総合性能評価制度)Sランクを取得している。
 所在地は新潟市中央区万代3丁目1-1。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年4月15日

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