2013/04/20

【養蜂】八重洲でミツバチプロジェクト開始! 鹿島と八重洲ブックセンター

鹿島と関連会社の八重洲ブックセンター(本店・東京都中央区、鹿島光一社長)は、都市型養蜂(ようほう)のミツバチプロジェクトを開始する。八重洲ブックセンター本店の屋上でセイヨウミツバチ約2万匹を飼育し、環境コミュニケーションや環境教育、環境モニタリングを通して、実体験に基づく環境情報を書店から発信するとともに、生物多様性の都市づくりを推進していく。書店では初のミツバチプロジェクトという。
 この「B-Bee プロジェクト」は、書籍(Book)とミツバチ(Bee)をテーマに、生物多様性(Biodiversity)を考える環境イベントを定期的に開き、都市での人と自然の共生に関する情報発信と交流を行う。
 その第1弾として、23日の「サン・ジョルディの日(世界本の日)」に「大切な人に『はちみつ』を添えて『本』を贈ってみませんか?」と題したフェアを実施する。本の購入者に先着順ではちみつをプレゼントするほか、ミツバチのパネル展示や関連書籍ののブックフェアを開く。
 鹿島は、都内の社有施設で2009年にミツバチプロジェクトを開始し、都市での安全なミツバチ飼育のノウハウを構築するとともに、ミツバチの活動エリアのモニタリング調査や周辺住民へのアンケート調査を行い、生物多様性都市づくりの提案に活用してきた。今回のプロジェクトチームには鹿島と八重洲ブックセンターのスタッフが参加し、ミツバチの巣箱検査やはちみつ採集など養蜂作業を実施する。
 両社は、東京駅周辺の公園や街路樹などを探索し、ミツバチがどのような植物から蜜を集めてくるのかをデータ化する蜜源植物モニタリングの実施や、八重洲、丸の内周辺の企業と蜜源となるような生物多様性に配慮した屋上緑化のあり方などを協議していく。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年4月16日

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