2013/02/28

【職人通信】社会保険未加入対策で千葉県WGが初会合

千葉県や県内建設関連団体、厚生労働省、国土交通省などで構成する、関東地方社会保険未加入対策推進協議会千葉県ワーキンググループ(WG、事務局・千葉県県土整備部建設・不動産業課)は27日、千葉市中央区の千葉県庁で第1回会議を開いた=写真。
 初会合では冒頭、金谷隆司千葉県県土整備部災害・建設担当部長が「この活動を通じて未加入者の理解を深め、加入率アップにつなげていきたい」とあいさつ。WGの座長には金谷担当部長、副座長には木村秀雄県土整備部建設・不動産業課長が就任した。
 続いて関東地方整備局建政部の赤羽武彦建設産業第1課長が関東地方社会保険未加入対策推進協議会について説明。日本年金機構千葉年金事務所も年金事務所における加入勧奨、厚生労働省千葉労働局は労働保険の適用促進についてそれぞれ説明した。
 さらに県県土整備部が1月末時点の社会保険の加入状況や指導書の送付状況を紹介。12年11月1日以降の申請分における知事許可業者の社会保険未加入割合は、建設業許可申請で12%(申請181件中22件に指導書送付)、建設業更新申請で30%(496件中147件)、経営規模等評価申請で17%(721件中124件)で、合計では未加入率21%(1398件中293件)だった。
 今後の開催スケジュールは未定だが、今後5カ年にわたり活動し、2016年度末までの加入率100%達成を目指す。
 WGの構成員は次のとおり。
 ▽千葉県建設業協会▽県電業協会▽県空調衛生工事業協会▽県塗装工業会▽県造園緑化協会▽県道路舗装協会▽県鳶工業会▽県社会保険労務士会▽県行政書士会▽千葉土建一般労働組合▽県建設組合連合会▽千葉労働局▽関東地方整備局▽千葉年金事務所▽千葉県。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年2月28日

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