【計画】大阪・夢洲の「大阪ひかりの森プロジェクト」が近く着工!

大阪ひかりの森プロジェクト

大阪市や住友商事などが大阪市の臨海部・夢洲地区において官民協働で実施する大規模太陽光発電(メガソーラー)事業、「大阪ひかりの森プロジェクト」の事業参加者が決まった。ジュピターテレコム、住友商事、住友電気工業、ダイヘン、日立造船、レンゴー、NTTファシリティーズの7社が参加、近く着工準備に入る。2013年10月からの運転開始を目指す。
　事業は、此花区夢洲1区の廃棄物最終処分場跡地約15haを活用し、発電規模10メガワットのメガソーラーを設置する。標準的な家庭の電力消費量の約3,000世帯分に相当する。各企業は1社当たり500㌔ワット分の発電施設を保有する。施設の管理運営は、サミットエナジーが担当する。
　都市廃棄物処分場を有効活用することや、官民協働、複数の企業による環境貢献など、収益だけを目的とする他の事業と違う特徴を持っている。
　事業実施に向けては、2010年に大阪市が実施した企画提案で住友商事と三井住友ファイナンス&リースの提案した同プロジェクトが同年9月に採択され、ことし7月から参加企業を募集していた。
　プロジェクト事務局では、引き続き参加企業を募集している。
建設通信新聞（見本紙をお送りします!）　2012年11月5日11面