2012/10/16

新日鉄住金エンジが最終審査に進出! BentreySystemsの世界ユーザー表彰

羽田再拡張事業
米国のCADベンダーであるベントレー・システムズは、インフラの設計などで優れた取り組みを行った世界中のユーザーを表彰する「2012 Be Inspired Awards」(ビー・インスパイアード・アワーズ)のファイナリストと、特別賞の受賞者を発表した。日本のユーザーでは、新日鉄住金エンジニアリングの羽田再拡張事業が洋上エンジニアリング部門でファイナリストに選ばれたほか、日立GEニュークリア・エナジーの統合プラント建設システムが特別賞を受賞した。11月にオランダ・アムステルダムで開かれる最終審査で各部門の最優秀賞が決まる予定だ。
 今回は39カ国から応募があり、58のプロジェクトがファイナリストに選ばれ、7つのプロジェクトが特別賞を受賞した。
 新日鉄住金エンジニアリングは、ベントレーの「SACS」を使い、東京国際空港(羽田空港)D滑走路プロジェクトで桟橋部の疲労設計を実施した。ベントレー・システムズが11月5日に東京都文京区のフォーシーズンズホテル椿山荘東京で開く「洋上鋼構造/洋上風車ジャケット設計ソリューションSACSセミナー2012」では、新日鉄住金エンジニアリングの担当者が詳細を解説する予定だ。
 一方、日立GEニュークリア・エナジーの統合プラント建設システムは、複数のカテゴリーにまたがる革新的で先見性のある独創的なプロジェクトとして、ベントレー・デベロッパー・ネットワークアワーズの特別賞を受賞した。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!) 2012年10月16日 3面

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