2012/09/14

名古屋市公会堂の魅力 愛知県舞台運営協組が10月2日にシンポ

名古屋公会堂
愛知県舞台運営事業協同組合は10月2日、名古屋市昭和区の名古屋市公会堂大ホールで、講演会「歴史的建造物『名古屋市公会堂』語る・観る・触れるVol・3」を開く。日本建築学会東海支部、日本建築家協会東海支部愛知地域会などが後援する。名古屋のシンボル施設の一つである名古屋市公会堂(1930年開館、S・RC造地下1階地上4階建て延べ1万1939㎡)=写真=の魅力を探る連続イベントで、今回は建築構造の視点からスポットを当てる。

 昭和初期に3階席を備えた2700人収容可能な大ホールや、833㎡のフラット空間を持つ4階ホールを実現した当時の技術と工夫について、建築構造に詳しい名古屋大大学院環境学研究科の大森博司教授が説明する。また、最新の劇場にはない魅力や味わいについて同研究科の西澤泰彦准教授が講演する。講演後には恒例となった施設見学会を実施し、公会堂スタッフが参加者の質問に応じる。
 時間は午後6時30分から。参加無料、定員500人。申し込みは25日まで。問い合わせは公会堂・電話052-731-7191。
建設通信新聞 2012年9月14日7面

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