2012/08/02

道頓堀川に800mプールが登場へ 30億投じ年度内に新会社設立

完成イメージ
 大阪府市特別顧問の堺屋太一氏と地元商店街は7月31日、大阪市の道頓堀川に長さ800mの屋外プールを整備する「大阪道頓堀長水路プール化プロジェクト」の基本計画を発表した。事業費は約30億円で、今年度内に地元商店街や企業の出資による運営会社「道頓堀プール会社」を立ち上げ、2013年度にプール基本設計と運営計画、長期資金計画を策定する。15年6月の開業を目指す。

強度の高い特殊シートでつくる箱型のプールとなり、この中に水を注入して道頓堀川に浮かべる。この布函式水槽を構成する個々の布函は長さ30mで、接合機によって全体をつなぐ。
区間は日本橋から深里橋西側までの約800mだが、整備後に1000mまで延長することも検討する。幅は12-15m、深さは1・1-1・4mとなる。
また、区間の両岸にある遊歩道はプールサイドと位置付け、耐水性を完備した店舗を設けるほか、照明や装飾、音響などで演出する。
営業期間は6月下旬から9月上旬で、入場者数は年間100万人を見込む。
この計画は、1月の府市統合本部で堺屋特別顧問が提案したもので、実現に向けて内容を詰めたものとなる。

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