2012/07/12

木のぬくもり生かした設計 大宇根事務所の横須賀市立諏訪小新校舎

竣工した新校舎
 神奈川県横須賀市が建設を進めていた市立諏訪小学校の新校舎が竣工し、10日に建設地の小川町18(敷地面積1万0490㎡)で落成式が開かれた。設計は簡易型QBS(資質評価型)方式で選ばれた大宇根建築設計事務所(東京都町田市)、施工は戸田建設が担当した。新校舎は屋上プールなどの使用を開始。現在、外構工事を進めており、8月末の全体竣工を目指している。


木を生かした教室
 式典後には内覧会もあり、席上永妻和子教育長は、東日本大震災の影響などを乗り越え、竣工を迎えられたことを喜び、関係者の協力に謝意を示した。
 設計を担当した大宇根建築設計事務所の宮地洋樹取締役副所長は、「校舎をコンパクトにしながら明確なゾーニングによる、さまざまな学習形態に対応できるプランとした」と説明。外断熱による校舎の長寿命化、太陽光発電を採用した環境配慮などに加え、「なるべく木を使い子供たちの心が和むように、そして児童や地域に長く愛着を持たれるようにした」などと設計コンセプトを披露した。
 同校は1902年(明治35年)に尋常高等第一横須賀小学校を4校に分離し、尋常第一横須賀小学校として現在地で創立した。66-67年に改築した校舎・体育館の老朽化が進み、耐震補強が難しいことから、2008年度予算に基本設計費を計上。建替事業を開始した。新校舎の規模は、RC一部S造4階建て延べ8298㎡となる。

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