2012/07/10

愛知県小牧市新庁舎が完成 免震構造で防災拠点化

完成した新庁舎
 愛知県小牧市が計画を進めていた新庁舎新築工事がこのほど完成、8日に竣工式を挙行した。17日から使用を開始する。式典には山下史守朗市長、水谷勉市議会議長始め、衆議院議員、参議院議員、市議会関係者、市民の代表らが出席した。


テープカット
 主催者の山下市長は「本市の未来都市像『人と緑かがやく創造のまち』に基づき、未来に輝き続ける小牧市を象徴する庁舎を目指した。人と環境にやさしい親しまれる庁舎という理念のもと、市のシンボル小牧山との歴史や景観との調和を図った。緊急時には災害対策本部を設置するなど、生活の安全を守る拠点として機能していく」とあいさつした。来賓祝辞の後、秋田高宏総務部長が工事経過を報告。テープカットを行った。
 新庁舎の規模はS一部RC造地下1階地上6階建て塔屋1層延べ約1万7050㎡。設計はプロポーザルで選ばれた山下設計が担当した。免震構造を採用したほか、サステナブル庁舎、エコ庁舎など数々のコンセプトが盛り込まれた。
 建築工事を西松建設・青協建設・新東建設JV、機械設備工事は新菱冷熱工業・愛北工業JV、電気設備工事は、きんでん・水野電気工事JVが施工した。

官庁建築家/名古屋市建築課の人々とその設計

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