2012/07/11

前田建設ファンタジー営業部とオンワードら 50年後の東武百貨店を提案へ

施設計画案をプレゼンする
 自動車などのデザインを手掛けるフィアロコーポレーション(埼玉県新座市)、オンワード商事、前田建設の3社は、東武百貨店池袋店の依頼を受け、50年後の同店の姿を提案するプロジェクトを開始した。10日、東京都千代田区の前田建設本社でオンワード商事の担当者らを交えた会合が開かれ、さまざまなアイデアが飛び交った。成果品はプレゼンテーションボードにまとめ、8月に同店で公開展示する予定だ。

 50年後の東武百貨店をテーマに、フィアロコーポレーションは自動車や移動手段、オンワードは制服、前田建設ファンタジー営業部が施設計画をそれぞれ検討する。同日の会合では、前田建設の建築事業本部建築設計第1部BIM推進グループから3つの施設計画案が提案された。
 前田建設が提案した施設のコンセプトは、百貨店の内外を自動車型の店舗が移動する施設のほか、有機EL(エレクトロルミネッセンス)膜を多用してさまざまな疑似体験を味わえる百貨店、チューブ状の運河を使って移動する水上百貨店の3つ。
 一方、オンワード商事からも、子ども受けを意識したヒーロー風の制服、香りが出るユニホーム、水陸両用のスポーティーな制服で顧客のメンタルヘルスをサポートする案など、さまざまなアイデアが提示された。
 今後、それぞれの案をさらにブラッシュアップするなど検討を進め、8月までに最終案を固める予定だ。

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