2012/04/29

LED、太陽光発電導入に本気モード 東京地下鉄がエコプロジェクトを始動

 東京地下鉄は、さまざまな環境技術を複合的に取り入れるエコプロジェクトを本格始動する。LED(発光ダイオード)照明の設置や自動運転装置付エスカレーターの導入などにより、環境負荷を低減するとともに、自然エネルギーを積極活用する。

 地上駅には太陽光発電システムを順次導入していく方針で、設置済みの北綾瀬、南行徳両駅に続き、2012年度は東西線の西葛西、葛西、浦安、行徳、妙典、原木中山の6駅に設置する計画だ。現在、改良工事を実施中の浦安駅では、駅ホームに自然採光の膜屋根を整備するほか、壁面緑化なども行う。
 駅構内照明のLED化は、12年度に荻窪、東銀座、八丁堀、浦安、赤羽岩淵の5駅で実施する。LED化により、消費電力を約40%削減できるという。

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