2012/04/26

「渋谷駅周辺が劇的に変わる!」 建築家・内藤廣氏がデザイン講義

 東京の渋谷という土地が持つ文化・文脈を再開発に生かそうと、建築の実務者、建築を学ぶ学生、劇場・ホール関係者らで構成する「渋谷文化楽会」の第1回例会が、渋谷駅前の「渋谷文化研究室」で開かれた。第1回は都市再生緊急整備地域に指定されている「渋谷駅周辺」で、デザイン面を検討する委員会の座長を務める建築家・内藤廣氏が講演した=写真。

 会場となった渋谷文化研究室は、シアターワークショップ代表の伊東正示氏が渋谷文化楽会の活動拠点として開設した。
 内藤氏は「まだまだ話せることは少ないが、これから20年ほどかけてJR、東急電鉄、東京メトロ駅を含めて駅周辺が大きく変わる。例えば銀座線渋谷駅は一晩でJRの上の大スパン高架を架け替える。この工程を考えるのに1年半くらいかかったと聞いている。世紀の見ものになると思う」と話した。
 内藤氏が考える渋谷は、「生活文化を中心にしたまち」だ。「私がかなり強引に言って実現したのが『アーバンコア』。それぞれの街区で必ずつくってくださいとお願いした。これは人の動きが見えるようにと考えたもので、建物の外に出た動線になる。この動線が渋谷を網の目に結ぶ。要するに回遊ネットワークだ。そして建物低層部はできる限りまちに開くことを考える」
 ほかにも強い中心(駅)を造ったら強い周辺も造る、プランニングには声を発しない大多数の声をどう拾っていくかが重要だなど、持論を展開した。

『環境デザイン講義』 内藤廣 著 AmazonLink

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