2012/03/31

膜屋根とLEDで駅のイメージ一新 東西線の南行徳駅が改修完了

 東京地下鉄が東西線南行徳駅で進めてきたリニューアル工事が完了した。自然光の透過率が高い膜屋根を同社として初めて採用し、駅構内の照明に必要な電力の削減を図る。また40.3㌔ワットの発電能力を持つ太陽光パネルを設置し、エレベーターやエスカレーターの動力として利用する。このほか、LED(発光ダイオード)案内看板やインバーター照明機器、高効率変圧器なども導入し、消費電力量を抑える。膜屋根や太陽光パネルなどの主要な改修部分は五洋建設が施工した。

 東京地下鉄はこれまで北綾瀬駅での太陽光発電システム導入や、副都心線内の案内板のLED化など省エネ施策を進めてきた。2012年度中には浦安駅でも太陽光発電システムや膜屋根を導入する予定だ。


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