2011/11/10

放射性物質の除去・低減技術募集/11月14日に説明会/農水省

 農林水産省は、森林・農地周辺施設などの放射性物質の除去・低減技術開発研究者を募集する。募集課題は「森林内の放射性線量を低減させる技術開発」など3テーマ。14日に同省内で公募説明会を開き、21日まで応募書類を受け付け、11月下旬にも委託先を決定する予定だ。
 募集課題は「農地・集落に隣接する森林の放射線量を低減させる技術開発」「農業用施設、畦畔、農道などの除染技術の開発」「放射性物質を含む作物などの安全な減容・安定化技術の開発」の3テーマ。
 森林の放射線量低減技術では、落葉の放射線量低減のほか、森林から流出する水の放射性物質の量を福島県で継続的に観測し、気象変化による放射性物質量の変動も明らかにする。研究期間は2012年度までの2年間で、上限委託研究経費は5400万円。
 農業用施設などでの除染技術は、放射性物質で汚染された用排水路などを除染するための機械などを開発する。研究期間は11年度で、上限委託額は6200万円となっている。
 放射性物質を含む作物の減容・安定化技術は、除染作業で発生する雑草や落葉、枝などの容量を小さくし、安定化する技術の開発で、粉じん飛散などによる周辺汚染を防止しつつ、ペレット化、チップ化などを図る。研究期間は12年度までの2年間で、上限委託額は1億5015万5000円。
 応募資格は、企業、技術研究組合、特例民法法人、独立行政法人、大学、地方公共団体などの法人格がある研究機関で、10・11・12年度農林水産省競争参加資格(全省庁統一資格)の「役務の提供等(調査・研究)」の有資格者であることなど。複数の研究機関によるグループでの応募も認める。

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